Charile Watts ( Rolling Stones )

高校生の時に、誘われて始めたバンドで叩いたのがストーンズだった。サティスファクションは「タチタチ」やってればいいと言われ、まぁ大体どの曲も適当に叩いていればいいんだよとか言われて、なんとなくやっていた。ただ、なんとなく真似してみるんだけど、なんていうか表情がうまく似ないなぁとよく感じていた。今となればそれもその筈だ。チャーリー・ワッツっていうのは、最もコピーできないものだと思われる。

あのスネア、あのドラムの存在感、ストーンズというバンド自体ものすごいものではあるが、あのドラムはなんなのだろうか。ああいう個性がありさえすれば、それは確固たるプレイヤーとして認知するに足るものだと思う。テクニックとかサウンドのコンセプトとかではなく、全体から出てくる独特のエネルギー感。カッコよすぎる。同じもの来ても俺は似合わないとか、そういう感じ。ある意味ずるい。真似する余地無し(笑)

まぁ、ドラムを始めた時にああいうサウンドを耳にしていたことを嬉しく思う。でも、そういえばストーンズの音源ってろくに持ってないなぁ。CDなんてひとつも無いかもしれない。思い返すといろんな曲が頭の中に浮かんでくるし、ラジオでかかったりするとやっぱスゲーなぁと思ってしまう。今度じっくり聴いてみるかな。

( 2005/03/21 )