ドラマーの性(さが)

ついついやっちゃうんですよ。

頭を振っちゃったり。足で地面を踏みならしたり。腕を振り回したり手首を振ったり。

かわいいもんです。


ヘッドフォンステレオを聴きながら膝をパタパタ叩く。狭い膝の中を手前や奥、右端や左端を意識して叩き分けて。周りの目なんか入っちゃいません。

電車の中で「オニーチャン病気かい?」と言われたこともあります(笑)

公共の場所ではほどほどにはしておきたいものです。


でも、自分の部屋や、ともすればスタジオの中であっても、ふと背後に自分のカーチャンとか知り合いとかがいたりすると、心臓が止まるほどビックリこきます。

集中といえば聞こえはいいですが、どこかアチラの世界へ行ってしまっているのかもしれません。


でも、いずれの場合も本人は至って真剣だったりします。

だってドラマーですから。


そんな人を見かけたときは、そっとしておいてあげましょう。

( 2010/05/22 )