ドラムの練習:大好きな曲を聞きまくる!

大好きな曲を聴きましょう!

心が震えるのを楽しみましょう!

震える心は演奏の物差しになる筈です。

大好きなラーメンの味をしっかり覚えていれば、それを目指して作るラーメンもいつしかその味に近づくことでしょう。

なんにしろ味をわかることです。自分の基準は最後はそこしかありません。

近づいていくべき音を、迫力を、繊細さを、優雅さを、アホっぽさを、楽しさを、悲しさをしっかり憶えましょう。


あなたが演奏するときに、自分の心が震えるかどうか。

大好きな曲を聴いて、どんどん心を振るわせて、音楽に共振しましょう。

いつしか自然と音を憶え、音の味を覚え、判断力もついてくるでしょう。

大好きな曲は変化していくこともあります。それでいいじゃないですか。少しずつ、いろんな曲を好きになっていくこと。勉強だ勉強だと音楽を聴いても、結局は心が震える音楽を聴いた体験が一番強いと思います。


音楽でなくてもいいのかもしれません。

家族や愛する人の声、街や自然の音、なんでもいいのかもしれません。心が震えれば、それはもうナチュラル・グルーヴです。音を出し、表現する理由はそこにあることでしょう。


大好きな曲を聴くためには、大好きな曲と出会わなくてはなりません。


自分の好きな音を見つける。
人間が好きと感じる音を知る。

大好きな曲を聴くというのは意外と大変なものですね。

( 2010/05/22 )