いろめし黒川(京都四条河原町)

これがいろめしです。飲んだ後にシメで頼むのです。

京都四条河原町の交差点から歩いて1〜2分。初めて「食べる」ということを目的に京都に行ったとき、なんとなく見つけて入りました。とても気に入って、それ以来京都に行くとよく寄ります。行きやすいし、先斗町界隈のように値段のわからない感じではないです。

「いろめし」というのはかやくご飯のことで、自分として一番美味しかったのはしじみご飯だったかな。この「いろめし」がお店の看板ではありますが、他にもいろいろなつまみがあって、それぞれみな素朴でとても美味しいのです。

中でもお気に入りは、菜っ葉が入っただけのつゆ。出汁がきいていて、一味がかかっていてなんとも嬉しい味です。そんなにしょっちゅう京都に行くわけではないので店のオヤジさんには忘れられがちですが、席について真っ先に「ビールと菜っ葉」と頼むと、「こんなふうに頼む人がおったなぁ...」と言って私のことを少し思い出してくれます。以前、他のお客さんが帰ってしまって私一人になったときに「京都も変わってきてますわ〜」とオヤジさんがこぼしていたこともありました。その後、息子さんも店に立つようになり、オヤジさんもおかぁさんも嬉しそうでしたが、ここ2〜3年行ってないので、お店がどんな風か気になりますね。

画像は、なまこと白子の鍋。これがまた美味かった。この店もいろいろな想い出があります。以前お店の入り口の画像を取ったはずなのですが、どっかにいってしまったようです...。また行かなくては。

なまこ

白子の鍋。ネギがうまいすネギが。

( 2006/01/13 )