京野菜


鷹峯というところがあって、京都に行くとほぼ必ずそこを歩く。

松野醤油があり、そのそばに辛味大根を作っている農家がある。ブラブラ歩くと、農家の軒先に野菜が置いてあって安く手に入れることができる。時期がよければ、顔立ちのよいお野菜達がわんさと並んでいて、とても嬉しい。

松野醤油

野菜売り

素晴らしい色

京都の野菜は美味しいと思う。関西と関東では土壌が違うらしい。京都だけが素晴らしいのではないが、京都の人は野菜を大事にしている。いい年のオヤジが「お野菜」とか言っているのを聴くと、方言とかそういうことよりも、やはり野菜を慈しんでいるのだなぁと勝手に思いこむ。

鷹峯もそうだけれど、市街中心から離れていくと、野菜売りのおばちゃんたちがいる。でっかい荷台を引いて、野菜を売って歩くのだ。テレビや雑誌などでも登場しているし、今どきこのおばちゃん達の野菜は青山あたりの店にも並んでいるらしい。

とうがらし、ネギ、大根、茄子、かぼちゃ、芋などなど、どれも素敵だ。

京都に行くとおみやげで買って帰る。でも、やっぱり京都のものは京都で食べるのが美味しい。


( 2006/01/07 )