makito's voice |
|
![]() ![]() ![]() とにかく、あなごの稚魚という奴を食べた。透明で、まさにあなごをそのまま小さくしたような形で、かなり淡い味わいである。醤油や薬味を付けると、やや魚っぽさが出て、味わいが広がるように思う。透き通った体に骨の筋が見えて、アタマもある。ちゅるちゅるっと食べ、身を噛んだ時になにやら旨みを感じる。白魚の躍り食いよりも、自分としては好きである。 喜び勇んでバラの塊を持って帰り、すぐに調理。まずは煮豚の要領で軽く煮る。下ゆでしてみるが、あまりアクが出ない。旨そうな匂い。火が通ったところでかるくつまんでみる。おお、なんだか昔の豚の味。脂身が甘い。やや臭みがあるくらいの、しっかりとした肉の味。今回の購入はとあるベーコン好きな男のためのテストであるが、早速少し切り分けて持っていった。どうやら揚げて食べたらしい。我が家では調理した分はその夜にすぐに無くなってしまい、今日は残りを甘辛く煮付けた。ゆで卵も一緒につくればよかった。 儂 「これって...」 |