makito's voice

2000年10月02日
80G

  • そういえば、最近は秋葉原にもずいぶんと行っていないなぁと思い、秋葉原価格調査系のサイトをちょっと巡回。パーツの価格調査ではかなり昔から知られているサハロフのページを見てビックリ。なんと、80Gのハードディスクが3万円をきっているとのこと!これはMaxtorのものだけれども、IBMのDTLAシリーズや、7200rpmタイプでも30Gでも2万円、20Gなんて1万円きったりしているものもある。5200rpmだと、もうなんだかハードディスクの値段とは思えない安さ。
  • 先週のレコーディングで素材が5Gになり、空き容量が2Gになったので、どうしようかと思っていたが、こんなに安いんだったら、もういくらでも買ってしまえという感じ。それにしても、本当に安い。安すぎる。
  • 思えば、始めて買ったハードディスクはMacPlus用に買った100MB。あの当時、製品としてはジャスミンのMacPlusの下に置いて使う奴や、背面につけるBackPackなんてのが流行っていたが、20Mとか30Mとかで20〜30万はしていたように思う。そんなとき「トラ技」ことトランジスタ技術に載っていたエレクトリックパーツの広告に、100MBハードディスク10万円とあるのを発見!しかもドライブのみ。SCSIなんてなんもわからんかったのだが、これまたちょうどよく発見した中古のケースに電源を組み込んで、アンフェノールのコネクタやら付けたのだった。ドライブは5inchで、高さが15cmくらいある馬鹿でかいものだった。いや、あの当時は、100MBなんて夢のようだったから、大きさもこれくらいあって当然だと思っていた。フォーマットソフトもついてきて、Adaptecお馴染みの顔の絵が出てくるソフトだった。10万払って動かなかったらどうしよう、とそればかり考えながらとりあえず火を入れる。ハードディスクがけたたましく回転する。こげくさい匂い、煙などは出ない。ピピピ〜、ガリゴリ...そんな音を聴きながら、どうやらちゃんと動いているようなので、MacPlusを繋いで、ハードディスク→マックの順に電源を入れる(懐かしいな、この感じ)。で、フォーマットソフトを立ち上げると、なにやら認識している。そして、フォーマット。ずいぶんと時間がかかったっけ。ちゃんと動くのかどうか恐くてほとんど目を離せない状態で待っていると、フォーマットが終了、ファインダに戻るとアイコンが表示されていた。とにかくフロッピーからいろいろコピーしてみて、ファイルが壊れていないかチェックしてみる。あぁ、思えばあのとき、100MBは本当に広大な領域で、ハードディスクのスピードに感激したものだったなぁ。
  • メモリにしてもまた下がってきているみたいで、PC100の128が1万きっている。MacPlusに増設したときは2MBで75000円もしたっけなぁ。それでも随分と安くなってきたからそろそろいいか、とか思ったんだっけ。MacVictim、秋葉原Victimとでも言うのだろうか。でも、マック誕生後10年は、本当に面白い時代に立ち会ったという感じだなぁ。僕らの世代のマックユーザーははみんなそうなんじゃないだろうか。ひさしぶりに秋葉原に行ってみたくなる夜なのだった。