makito's voice

2000年10月01日
新蕎麦新蕎麦

  • ひさしぶりにオグリで夜中のカルビ、ライス、テグタンスープによる超満足感に浸ってしまった私の体は、そのLSDとも言える満腹満足快感状態を求めるようになっている。昨晩もわりんに居ながらも、腹が減ったなぁ、うぉ、なんか蕎麦くいたい、うお〜、と叫びつつ、夜中までやっている小松庵という蕎麦屋に、酒飲みコンゲイロと行ってみた。
  • 竹ノ塚には俗称で小松庵と呼ばれる日本庭園風の名所があるのだが、この小松庵は、普通の蕎麦屋である。しかしここは天麩羅が充実していて、蕎麦もなかなか男らしい。夜中3時くらいまでやっているので、仕事の後に呑んだり食ったりしていると近所の飲み屋のマスターなどと遭遇することも良くあり、業界進出を狙う若手クリエイター達にとって押さえておきかなければならないスポットのひとつである。
  • 小松庵に到着すると、店の扉には「新蕎麦」と書かれた紙が貼ってある。むむ。そうか、そうなのか。席に座り、「もりを。」「あ、俺も」的な会話のみ行われる。ズーッズーッ。ズーッズーッズーッ。ズーッズーッズーッズーッ。まるで親の敵のような勢いでかっこむ。会話ゼロ。緑がかった、とはいかないが、しかし喉ごしは確かに新蕎麦である。よかよか、おいは満腹たーい、家に帰って寝るばーい。そして、今朝は自分のもり汁臭さで目が覚める。しかしめげない。また蕎麦がおいしい季節がやってきたのだ。ばんざ〜い。