makito's voice

2000年12月12日
大江戸線

  • 大江戸線が開通したらしい。陸の孤島、赤羽橋周辺や麻布近辺もずいぶん変わってくると思われるが、儂のとっては春日〜御徒町〜月島〜築地というラインがすばらしい。夢のようだ。
  • 岸田屋の存続や如何に、といういうことで今日も行って参りました。5時20分頃月島に着き、岸田屋へ。店はまだ開店しておらず、暖簾も店の中に。後でわかったことだが、どうやら雑誌の取材が入っていたようだ。店の外には2人が並んでいて、儂もその後ろにくっついて、外で待つこと20分。
  • 今日は寒い。実に冷える。待っている間、体はどんどん冷えていく。しばらくして「中でお待ちくださ〜い」と言われ、店の中に入るが、ただただ待つばかり。「全体に遅れてまして」というオヤジさんの声が響く中、客は皆ノンビリと待っている。おかぁさんが注文を受け始めると、燗酒やらビールやらが運ばれ始める。モツは比較的早く運ばれるが刺身関係はなかなか出てこない。客席から覗く流し台でカツオやなにやらをさばいているが、結果として、刺身が出てきたのは儂が頼んだブリが一番最初で、みな90分〜120分くらい待たされていた(笑)
  • 人が足りないのか。おかぁさんのやりくりが悪いのか。はたまたオヤジのさばきがこだわりまくっているのか?いやしかしブリは随分冷えていた。さばいてから冷蔵庫に入れているのか?なんだかよくわからなんが、とにかく待ち時間が長いので、酒を呑んでしまう。結局ひとりで6合近く呑んでしまった。今日はモツを2杯、ブリ、つみれ汁。あぁ、考えてみればそれだけか。ずいぶん時間がかかったが、こういうペースもありだなと思いつつ、ただただ客としては待つばかり。隣のオヤジは、ちょっとがまんならんもう来ないぞ、そういえばこの前大阪の梅田で旨い店があってね、云々と言っていた。まぁ、自分も含め、過剰サービス、分単位スケジュールに慣れてしまった現代人の悲しさかもしれない。
  • 儂はもう、岸田屋のモツ煮を気に入ってしまった。ある客は「刻み葱をくれ」なんて言っていたが、そんなもんいらん。ちょっとクドイけど、実に美味しい。
  • 話は変わるが、アップルがちょっと冷や汗をかきはじめている。そうだそうだ、それで良いのだ。今頃CD-Rがどうとか言っているのもおかしいし、iMacやiBook、そしてOS Xに自惚れている場合ではない。SoundBlaster Liveのマック版がでるらしいので、2408があるけれど、なんだか楽しみなのだった。