makito's voice

2002年04月09日
わが心のジノ・バネリ

  • 先週ベースのよっしーが家に来て、最近の我が家の自慢のちゃぶ台を囲んでMDやCDを聴きながらエビスを呑んだ。そこでジノ・バネリの話しになったのだが、昨日、専門学校の生徒からメールがきて、Brother to BrotherとNight Walkerを買っただの借りただのと書いてある。やはりよいものは世代を越えて聴くのだなぁ、と勝手に解釈。いやしかし、かれこれ20年近く前にもなるんだなぁ。あの当時レコードなんて冒険して買うなんてできもせず、大学の先輩に録音してもらったジノを聴いて、すごく好きになっていったのだった。毎晩毎晩Night Walkerを聴きながら、Seek & You will Findの頭のドラムの2小節に痺れ、Put the Wait on my shouldersでおセンチ(笑)になったり。あのビニーを聴いて演奏というものの可能性というのがこんなにも広いものだと思い知らされ、簡単そうで居て真似して叩いてみるとひとつも似やしないというところで、一体なにが違うのかと練習したものだったなぁ。おーい青木!いいもの手に入れたなー。じっくりよ〜く聴くんだぞ〜(笑)
  • ちゃぶ台。模様替えによって出現した畳スペースに、直径60センチの小さなちゃぶ台を置いている。これが実によい。茶を呑むもよし、酒を呑むもよし、仕事をするもよし。
  • 人間というのは生きているといろいろな事があるものだと思う。出来事としてはそれほど珍しくもないことだと思うようなことでも、そのなかで心が動く様は実に多様だ。先日、相棒が人生時間という話しを聞かせてくれたが、生まれて初めて味わったキモチに、こりゃぁ俺の人生はまだまだ昼飯前だなと思った次第。