makito's voice
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2002年06月04日
はだしのコンサート

  • 週末から丹後の網野町というところに行ってきました。琴引浜という海岸で行われた「はだしのコンサート」というイベントに参加し演奏してきました。このコンサートは「あなたが拾ったゴミが入場券です。〜 Keep on Beach Clean 〜 海を大事にしていこう〜」という主旨のもとに「守源」という旅館の旦那さんが始めたもので、今年で9回目にもなるものです。ビーチに特設されたステージで海をバックに演奏するのですが、この海がなんとも実に綺麗で気候も素晴らしいし、もう最高でした。
  • この網野という場所は京都府になるのですが、大好きな京都から、大好きな丹波、そして大好きになった網野と、京都府はもう好きなものが全て揃っていると言えましょう。最初に網野に着いたときに、なんだか宮崎の延岡に似ているなー、肌が合うなぁと思っていたらば、もうホントに素晴らしい場所でした。コンサート当日は、自分たちの出番以外では、会場周辺で行われていたフリマをうろついたり、浜辺に寝転がってコンサートを見ながら、出店のさざえを30個も食べたりしてました。また改めて仕事ではなくて行きたいなー。このページを見ている人すべてに、旅行スポットとしてオススメしますわー。もう住みたいもんん。マジで。
  • 琴引浜を北上すると若狭湾とかあって、網野あたりも魚は実に美味いのですが、毎晩食べていたのがラーメン。湖はんという店が夜中までやっているので行ってみると、醤油、塩ともに、実に素朴で力強く旨い。そして、地元の人達やコンサートに参加していた他のミュージシャンにも人気が高いのが「なか川」という店。ここは醤油のみ。これはスープも旨いが麺とのバランスがよかったように思う。帰る日の昼に行ったのですが、杉山清貴さんが「う〜んうまい」という表情で美味しそうに食べていらっしゃいました。今回の網野道中は実に楽しいことがたくさんあったので、おいおい紹介していこうと思います。
  • 2002年06月07日
    暑いな〜

  • 暑いです。でも、乾いていて夏の爽やかさがあっていいですねー。昨日、オーチャードホールで伊賀君という若干16才の天才ピアニストと演奏してきました。いやー、すごいすごい。ミッシェルカミロばりの演奏で、実に気持ちよかった。
  • 昨日はサンフォニックスのレンタルでMaple Customでしたが、シンバルが良かった。つってもNewBeatとMeumRIdeえ贅 ハス…ThinCrashとMediumThinCrash。実に素朴な。でも、演奏しやすくて実によかった。やっぱ普通が一番って事かなー。あと、空き時間に道玄坂ヤマハに行ってバーチカスタムを叩きましたが、バスドラムがズドーン!いやぁすごい鳴りの良いタイコだなー。低音もかなり出るし。昔9000Rであんなにバスドラムで苦労したのになぁ(笑)あ、そういえば若者が、レコーディングカスタムを「レコカス」と呼んでいたなぁ。なんじゃそりゃ。
  • しかし、このところの強行軍でかなりバテ気味。こんなときこそちゃんと寝るようにしなくては。うーむ。
  • 長年愛用してきたステップワゴンを手放し、身軽な健脚ライフにしようと決意。いつまで続くかわからないけど(笑)さて、週末は片づけだなー。
  • 2002年06月08日
    スミヨシ

  • 今日は楽しみにしていた佐野ちゃんのライブでしたが、手筈を間違って参加できず。えーんしくしく。
  • 今日の昼はなにか作って食べようと駅前商店街へ。肉屋スミヨシに行くと、いつものお兄ちゃんが「来週黒豚入りますよ!」とのこと。よーし!またベーコンでもやるかと思っていたら「肉は先週入った奴で、もう熟成は終わって来週入ってきます。でも、僕が今日で居なくなるので、もしいるようであれば伝えておきますから...」と言う。なんてこった!スミヨシのお兄ちゃんはどうやらスミョシをやめ、肉屋もやめてしまうというのだ。ガビーン。なんか残念だなぁ。悲しい...。おセンチな儂。で、このことを、黒豚といえば欠かせないとある人(←mayumiの得意文句(笑))に伝えたところ「今度はトンカツ屋でもやるのかなぁ!?」と言う。さすがチーターは前向きっちゅうか。なんちゅうか。
  • 午前中にレッスンがあったので事務所へ行くと、駐車場に大勢の報道陣が。うぉ、ついに俺も有名人かと思いきや、誘拐事件だったという。もう子供は保護されて無事でしたが、物騒な世の中ですな。明るく楽しく生きたいものだのぅ。
  • 2002年06月10日
    サッカー

  • 今日は見ちゃいましたねー!手に汗握って!いやぁ、実に興奮してしまった。日本中がワクワクドキドキしながら、声をあげて応援していたんでしょうなー。普段はサッカーも野球もろくに見やしない自分も、実に楽しめた試合でありました。
  • それにしても、中田のシュートも決まって欲しかったなぁ。特にポールギリギリのやつ。スタジアムで観戦したらさぞかし楽しいだろうな〜。次の試合はますます盛り上がるだろうなー。そういえば途中映っていた小泉首相は、ニッコニッコ笑って殿様みたいだったなぁ(笑)
  • 今日は実によい天気で、本当に気持ちのよい日曜でした。最近無性にホテル・カリフォルニアが聴きたくなってて、今日レンタルでイーグルスのベストを借りたのですが、車の窓を開けて聴いていたら、ちょっとロスっぽい感じでした。こんな気候が続くといいんだけどなー。
  • 2002年06月13日
    eMac

  • 我が家のマックはMT266という、もはやかなり旧型の、所謂ベージュマックである。これにZIFソケット式のG3-500MHzを積んでいて、メモリやハードディスクなどはかなり載せて使っている。OSは9.0.4。DVD-RAMを積んだG4を買ってみたり、G4 Powerbookを買ってみたりしたが、なんだかどれも半端な感じと新製品との駆け引きで、全部売ってしまった。その後しばらくはタイコに対する気持が盛り上がっていたことや、事務所にG4 + Cinema Displayが導入されたこと、そしてほとんど家に居なかったことなどで、現在もMT500をなんだかんだと使っている。しかし、しかしである。このマック、まぁ家での作業であれば速度的にはそれほど文句無いのだが、昨日相棒がeMacを見てきたという話しを聴き、どうにも気持が揺らいでいるのである(笑)。まぁ、そろそろいい加減液晶というものを使わないと、梅島や我孫子に住む御同輩達にいびられてばかりなのだが、このeMacというやつは実にコストパフォーマンスが高いのだなぁ〜。むむ、いかんいかん、またもや物欲が(笑)
  • 増沢君、おひさしぶり〜。ドラムのCDでオススメですか。うーむ、やっぱトライバルテック(Drumはカークコビントン)とかいいんじゃないかなぁ。あと元気のよいところでVitalTechTone(Drumはスティーヴ・スミス)とか。サンプリングCDであれば、山木秀夫とかすばらしくて、その他いろいろ持ってるけど、実際にループしたりするにはその人の作風とかとの相性やら結構あるように思うなぁ。最近はiBookなんかでも手軽に録音できるし、なんかスタジオとかで簡単にループ録りとかやろうよ。そのほうが楽しいじゃんか。って、結局普通のレコーディングになったりして(笑)
  • さて、いよいよサイト交流会は近づいてきましたが...。楽しみだなぁ〜。
  • 2002年06月15日
    焙じ茶

  • 暑い。湿気も多い。体中がベトベトする〜。てなことで、クールバスクリンっちゅうのを発見して使ってみたら、すごく気持ちよかった。あれだな、トニックシャンプーをたまーに使うとすごくいいように感じるけど、毎日使うとなんてことなくなる、あの感じかな。夜になれば、そんなことおかまいなしに、落ちるように眠れるので健康そのものだが、元気な分、湿気を感じるエネルギーも高いような気がする(笑)
  • 楽亭という天麩羅屋に行ってきた。いやー実に素晴らしい。最近はやや味が変わってきたというが、なんともよい仕事である。あんなの食べたら、もう余所で天麩羅なんて食えないぞホンマ。
  • 天麩羅と言えば、先日銀座の京星という店にも行ったのだが、そこもまた素晴らしい店であったが、帰り際に天茶に使うお茶の葉を頂いたのだが、これがもう絶品であった。今まで呑んだお茶の中で最高といってよいだろう。茶葉を見ただけでなにやら旨そうでしたが、香りがとてもよく清々しかったのです。あんなのどうやって手に入れるんだろうか。しかしながら日も経ち風味も落ちてきたので、今朝は焙じ器で焙じて呑んでみました。
  • 左側が焙じ器に茶葉を入れて、火にかけたところ。ややもすると茶葉が動き出し、煙がうっすらと上ってきます。焙じる度合いはいろいろ試してみた方がよさそうですが、まずはとても柔らかくて優しい味のお茶ができました。ありがたや。右側はおまけ。黒豚角煮とひじき、空豆、前の晩の残りの野菜カツ、そしてエビス。とある晩の風景です。
  • 2002年06月22日
    てーへんだ

  • まったく、ウインドウズってのは使いにくい。あぁ使いにくいあぁ使いにくいあぁ使いにくい。今日は事務所のマックがマスタリングというか編集作業のためふさがっていて、仕方ないので、空き時間にウインドウズマシンでホームページの更新を決意。まぁ、日記のテキスト変えるくらいならなんでもよかろうと。しかしである、GoLiveの振る舞いは違うし、サーバーのファイルを直接ダブルクリックして作業していたらエラーが起きてソフトは落ち、しかも半端な状態でサーバーにはアップされていて、なんか変だよ〜と指摘を頂く始末。別にウインドウズが悪いとかじゃないんだろうけど、ウインドウズマシンだから起きた事であるとも感じる。まぁいいや。水掛け論。で、以下に、最初に載せようと思った内容を。
  • 昨晩は洗濯をした。洗濯をしながら仕事をするべくマックに向かっていた。しばらくして「カタン」という小さな音が聞こえた。なんの音かな、窓を開けてるから風でなにか動いたりしたかな、などと考えていた。そうしてなにやら嫌な予感がしつつも、トイレに行きたくなったので洗面所の方へ行くと、なんと床が水浸しになっている。アチャー!おおあわてで、すぐさまありったけのバスタオルを床に投げ、水を拭き取り、下の階の人に謝りに行き、その後またタオルや雑巾を洗濯したのだった。結果として大事には至らなかったけれど、実に情けない。
  • 2002年06月26日
    岩手

  • T-Roomの西尾さんに会いに行くことを決意し、ついにその時が目前に迫ってきた。T-Roomを読んでいるとわかるのですが、西尾さんは岩手の盛岡に住んでいて、東京にもよく出張できているご様子。以前秋葉原でニアミスしたこともあり、今回は意を決して岩手まで行ってみようということになったのであった。先週西尾さんからわざわざ岩手の観光パンフレットを送っていただき、それを眺めつつ、自分は日本のことをろくに知らないのだなぁと感じたのであった。せいぜい、わんこそばとか冷麺とか南部鉄器とかしか知らないのである。
  • 岩手のパンフレットを見てまず思ったのは、こんなにも綺麗なところなのか!ということ。こんな事言っては岩手の人に怒られてしまうのだが、海に山に川、素晴らしいところがたくさんある。もちろんパンフレットなんだから写真も綺麗にとってあるのだけれども、表面的なところではなく、なにか感じるものがあるなぁ。実に楽しみだ。
  • で、やはり食いしん坊としてはパンフレットの中にある料理関係にとても目がいってしまう。なかでも、キッピンアワビというもの、ひっつみ、そしてウニ。あぁこの写真みんなにも見せてあげたい。じゅるるる。浄土ヶ浜の景色を楽しんで、ウニを頬張ってやるのだ。うっしっし。西尾さん、こんな状態でいろいろご迷惑かけますが、よろしく御願いします〜(笑)
  • 2002年06月28日
    GNOME & 香味屋

    <2002/06/28>
    GNOME

  • Linux用のデスクトップウェアである「GNOME」というものが公開されている。ちょいとBeのような、マック以降のGUIのポップ版刷新型っちゅうか。ちょっと触ってみたい。Linux入れちゃおうかな。しかし最近思うのは、パフォーマーとイラストレーターが速く動くマシンが欲しいということなのだが、これって実はもうおきまりのソフトでやることしかなくなった、カタイ頭なのかもしれないなと思うと、今までの環境ではないところで作業をしてみるのがよいのかも、なんて考える。わざわざ不便な環境にしてみたり。むぷぷ。
  • 山本さ〜ん、岩手情報情報ありがとうございます!いやーびっくりです。では、遠慮なくウニを楽しみます!で、泊君ですが、僕の授業出てますよ。いい子じゃないですか。いい感じで毎回出てきてくれてます。山本さんのつながりとあらば、更に厳しく鍛えますね(笑)なんつって、俺が山本さんに鍛えられたいなぁ...。
  • 僕はドラムマガジンという雑誌で長いこと連載をしている。今は、漫画のページを含んだセミナーをやっているが、そこに登場する人達はコンビニで声をかけられたり、現場で声をかけられたりしている。しかしだ、企画を考え、原稿を書いている自分は、意外と「あれ、あの漫画の人ですか?」なんて、こっちから言っても半信半疑だったりする。うぅむ。次の世代へ受け継ぐための企画としては大成功だが、やっぱなんか悔しいな。どうせなら俺がモテモテになる企画は無いモノか。うーむ今夜徹夜で考えてみよう。

  • <2002/06/28 その2>
    香味屋

  • 台東区根岸。文人や花柳人達に愛され栄えてきた街だとか。日比谷線入谷駅、JR鶯谷の周辺である。この根岸に、香味屋という洋食店があるというので行ってみた。相棒と一緒に行って、注文はタンシチュー、オムレツ、メンチカツ。店内は綺麗にしてあって、まぁ所謂箱はレストランちゅうところか。ネクタイ姿もいれば外人もいる、近所の下町のおばちゃんもいるという懐の深い店だ。店がきちっとしているので居心地もよく、あぁやっぱり部屋というのは綺麗にしておくものだと思ったりしていると、オーダーが運ばれてきた。どれもみな、キチンと作ってあって、安心して美味しく食べられるものばかりである。タンシチューはやわらかく煮込んであり、実にうまい。オムレツは、たまごがふわっとしているのが好きな人もいるだろうけれど、チキンライスが香り良し味良し、満足満足。ケチャップなどなし。ある意味一番旨かったのがメンチカツ。ナイフで切ると肉汁がジワッと出てきて、口に含むと肉と野菜、香辛料(なんだかわかんないけど(^.^))の味と香りが広がる。洋食屋っていうのは不思議な分野だなぁ。レストランの気持でいくとなにかちょっと違うし、キッチンとか定食屋でもない。奇抜さではなく、上品なテイストと充分な食べ応えに、雑誌に書いてあった、日本の洋食屋はおふくろの味であるという台詞に納得させられる気分であった。