makito's voice

2002年10月27日
文字

  • iBraryというアプリケーションのスクリーンショットが、とあるサイトにアップされている、とお宝に書いてあった。で、それを見て思ったこと。きっと、アメリカでは、文字文化の良さを引き継いで、コンピュータ上でもレイアウトや文字の扱いをキチンと行うのだろうなぁ、ということ。数年前、サラリーマンが電子ブックを持って電車に乗っていて、それを横目で見てみたら、DOSの漢字が羅列されていて、ガックリしたことがある。確かに漢字を綺麗に表示するには、アルファベットとは比較にならないほどの労力が必要だろうし、機械側の性能もより必要となるだろうけど、だからって、今まで書籍に関わってきた日本人の文化を全く無視するってのはどうだろう。写研の明朝、ゴシックなんて見ているだけでワクワクしてくるものなのに、なんでみんな出来損ないのATMフォントや、コンピューターだからこんなもんだろう的に投入された○○のフォントをありがたがって使うのか。もちろん、書体屋が商売を考えるのも仕方ないけど、そもそも世の中の文化とは、金を生むためのものなのか?音楽もそうだ。金を取るために作るのか?人間の心が豊かになることが先ではないのか?それとも、もう充分に豊かであるということか。72dpiの世界が変わらないと、漢字はちと厳しいだろうなぁ。144dpiでwyswyg(だっけ)をするようなユーティリティとか無いのかなぁ〜。
  • イキナリ寒くなって、またしても喉が痛くなってきた。うー。