makito's voice

2002年10月29日
神保彰

  • とある楽器屋の親しい友人GKより電話アリ。「今度神保彰さんのインタビューあるんだけど、聞きたいこと無い?」実は最近、Iwatamagoさんから譲り受けたカシオペア秘蔵FMエアチェック音源などをmp3化してMPIOで持ち歩いている故、登場したての神保彰氏のドラミングを良く聴いているのだった。そしてさらに、若者に音源を聞かせる機会があったり、僕も神保さん好きだっったんですよ〜なんて話しでオヤジ話が盛り上がったりすることが時々あったために、どうも気がつくとラタタッタラタタッタと、若い頃の神保氏のフレーズを口ずさみながら、これどんな手順でやってんだろうなんて考えたりしているのだった。
  • で、質問の方はと言うと「実は神保さんは○○にハマっていたというのは本当ですか?」なんていう、恐ろしくて口に出せないような内容はどうだろうかという提案もあったものの、目を閉じて思い浮かべてみると、大学時代に登場した時点でかなり完成されていたドラミングを、神保さんという人は、いつどんな風にして身につけたのかということなのだった。いろいろなところで見聞きする噂を基に考えるに、とにかく集中してねばり強く根気よく続けることによって何事も成し遂げていったであろうということは想像できる。だが、今現在、いろいろなドラマーを見てきた自分が聞いても、特に登場したての神保ドラミングの「華やかな美味しさ」というものをそこはかとなく感じるのであって、その魅力とは一体なんだろうと思ってしまうのだ。
  • 好きなドラマーのもうひとり、デイヴ・ウェックルにしてもやはり同じ事が言えて、カミロのアルバムSUNTANのTombo in 7/4でのソロなどを聴くに、あのアイデアはどこから来るのだろうと思うのだ。もちろんアイデアの基であるとか、ドラミングの手法なんてものは言えなくもないだろうけれど、実に脳味噌をくすぐってくれる。あぁ、リニューアルにはやはりドラマーのページを作って、きちんと浄書した譜面とともにアナライズでもしたいものだと思いつつも、締めきりの無い作業に果たして終わりは来るのであろうか(笑)
  • つうことで、昔の神保彰氏の画像。ちょっとレアでしょ?ジェードグリーンが懐かしい!