makito's voice

2006年05月21日
ミッシェル・カミロ

  • 見てきました。ダフニス・プリエト。初日のファーストでしたが、もう満員。ものすごいお客さんでした。さすがカミロ人気。ステージは、今までのカミロの演奏とはまた違ったまとまりで、ライブ感に溢れていてよかったです。ダフニスは1974年生まれなんですね。もっと若く見えました。なんていうか、叩きはじめた瞬間に思ったのは「若かりし神保彰氏」でした。ある意味ちょっと固くて、猛進するところがあって。久しぶりにラテンな若い演奏を聴いたなぁと言うのが率直な感想。ただ、見ておいて良かった〜!とは思ったものの、ジョエル・ローゼンブラット、ウェックル、クリフ・アーモンド、オラシオなど歴代のドラマーを思い返してみたり...。やはりカミロの懐は深いなぁ。
  • ダフニスは、革靴でほぼヒールダウンのまま、ビーターを50度くらい振りながらキックを叩いてました。あのアタックはいいすね。ベースがちっとも聞こえませんでしたが(笑)セットは Yamaha Maple CustomでBD18、10, 12, 14, 6 1/2という感じでした。最前列ドラムの真っ正面で見ましたが、なんだかあんまりしっかり見なかったので、キックは20だったかも。シンバルはAの13HH、Constantinople18"Crash, 20"Ride, 14"K Crash, 6"A Splash、14"ZXT Trashformerとかそんな感じで、タイコはバンバン叩いてシンバルは押さえるというバランスはとてもよかったです。いい感じで適当(適して当たっているという意味において)なドラミングで、テクニック的なバックボーンに縛られることなく、熱気が前に出る演奏でした。
  • それにしても、最初に神保氏を思い出してしまったがために、なんだかずっと比較してしまっていたのですが、やはり神保氏は凄いと痛感。あの年齢であの演奏...。タイムマシンであの頃に戻って、目の前で演奏を見てみたい...。やっぱり若さっていいなぁ。しみじみ。
  • それにしても、今日はうちの女房と某ドラマー夫妻と一緒に見に行きましたが、5時に入場して演奏が始まる6時半までに、ワインを2本もあけちゃいました。うい〜。ブルーノートの店員には○○○ビールに関する文句もハッキリ伝えてきたし、それはそれでやることはやったと(^_^;) あと、Vironのパンとか入れればいいのになぁ。あの整理券のシステムもそろそろどうかと思うし。とても素晴らしいライブを体験できる場所だけに、いろいろ気になってしまう私でした。あっ、そういえばなんだかお客さんに「ヤマモトさんですか?」と聴かれました(笑)「いや、ヤマムラですよ」「あっすいません...。」「....。」ヤマモトユウイチさんと間違えた?いやいや、見てくれで判断されたんだから「えっとあの人なんだっけ、ヤマモトとかいう人じゃない?」って感じでしょうか。ドラマガなんかには片仮名で「ヤマムラ」と出してるのになぁ...。漢字の方が間違えないのかなぁ...。あ〜あ(笑)