makito's voice

2006年07月31日
環境問題

  • 専門学校の尚美ドラム科を卒業したM君からメールをもらった。なんでも最近環境問題について勉強していて、資格など取得しボランティアで活動などもしているらしい。彼は在学中から好青年ではあって目が活き活きしていて、会話していて楽しいやつだった。そんな彼に勧められたのがマイ箸。今はなかなかにいろいろな携帯箸というものがあって、気に入ったものがあれば持ち歩いてみようかと思う。デパ地下の試食を食べるときにもいいかもしれない。いやそういう使い方ではないか。
  • そのM君のメールに書いてあった「愉しい非電化」という本を読んでみた。昔から気になっていたことがいろいろ書いてあります。単なる現状批判だけでなく、日本の電化の歴史や事情と言ったものも書かれていて、120%の便利さから少し落とすことで電気エネルギー頼り切り消費しまくりの生活を変えていこうという提案がなされています。電化に限らず、いつでもどこでも水道、いつでもどこでもガソリン車、いつでもどこにでも人間(^_^;)という状態を見直すべきではありましょう。
  • ペーパーレスなんてのも環境を考えた言葉ではありますが、紙を無くしてデータ化するとしても、コンピューターを1台生産するのにかかっている物資、水、エネルギー量を考えると安直に喜べる問題ではないですな。しかもパソコンの寿命サイクルもあんがい短いですし...。紙の値段を上げて植林していけば、ある程度濫用も抑えられるように思わなくもないですが...。
  • 環境問題をいろいろ考えるに、人間てのは困った存在なのかもしれません。また、人間という生命体の寿命も結構いいところまで来ているのかもしれない。個人的には40歳という年齢はまだまだ人生先がありますが、段々と死ぬ準備というか、それまでに何をやっておけるのかということを考えたりもします。自分の好きなものにばかり熱中していた自分勝手な存在が、人生の後半を少しだけでも何か広い意味での環境のためにできることはないのか。現代における自給自足の定義を実践していくこととか。現代は自分のウンコを見なくて済む時代ですが、これっていうのは本当に人間のためになっているのだろうかなー。人間があくまで動物としての肉体を持っていることを忘れられることが、最終的な解脱になるのだろうか...。