makito's voice

2007年09月13日
ジョー・ザビヌル

  • マックス・ローチ、冨樫雅彦氏の訃報に続き、ジョー・ザビヌルが亡くなられたという知らせ。むむむ。またひとり亡くなってしまったか。死は特別のことではない、人間は死に向かって生きている。死ぬために生きているという言い方は好きではないが、人間は死ぬまで生きているというのも事実だ。死は特別なことではない。しかし大変に残念なことであるし、悲しいことだ。
  • 暑さがおさまった涼しげな日にこんな事を思うことになるというのは、なにか皮肉なものだなぁなんて、Where the moon goesを聴きながら思う。
  • 安倍総理は衰弱状態だと言う。別に養護するとかではないのだけれど、誰がやっても動かないんじゃないか。日本は、いろいろ言ってみてもなんだかんだ敗戦の鞭で動いてきた部分が多い。でももう動けない。実のところもう誰も動きたくないくらい疲れているのかもしれない。鞭がきかない。大衆の理性と教養と融通が薄くなった日本は、潤滑油の切れた機械、オイルの切れたブレーキか。安部総理をこき下ろしてきた人達は、今こそどんどん自分たちの信条を行動を持って表して欲しいものだ。やれるのか?やれないだろう。他にすることが無いといわんばかり、批判しながら存在と主張と国民の反応を試している。それがわかっているからこそ、安部総理がスケープゴートになったのかもしれない。何もしないけど問題が起きない国、そんなことができないものなのかなぁ。