makito's voice

2007年09月29日
民衆の暴動か、はたまた歴史の必然か

  • この動画を見ていると、Macintoshが出てきたときに、数え切れないほどのパブリックドメイン(この言い方古いな)が登場してきたのを思い出した。僕らはもっと自由になりたいし、もっと新しいものに触れたいし、もっと世の中を変えたいと思っているということなのだろう。iPhoneはPCで得られなかったテクノロジー・エクスタシーを与えてくれる。爆発したい!祭りだ!祭りに乗じて騒ぎたい!興奮したい!酒も飲みたい!ふざけたい!普段許されないこともしてしまいたい!そんな感じか。もっと思うままに操作したい、もっとツールが進化して欲しいと思うことは、民衆の暴動とも言えるものか、それとも時代が求めているものと言えるのかどうか。もう企業の都合でアイデアやテクノロジーを小出しにされるのは我慢ならないのだ!今ある最高のものに金を出し、時間を使いたいのだ!さて、これは中毒になった人間というべきか、進歩を願う自然な人間の姿なのか。ところで、PCもMacもLinuxも、全体の進化が停滞することのみを忌み嫌うべきじゃないのか。それにしても、みんな他人がつくったものにたかってお祭り騒ぎをしている。これは他力本願なのかなー。それが他人ではなくて神だとしたら世の中はもっと平和かもしれない。すべては神が作りたもうたものでありんす。
  • ブータンでは国民が民主化に反対している、というのをテレビでやっていた。素晴らしいことだなぁ。しかし時代の波によりインターネットとテレビを解禁し、独裁政治から民主主義へ。こりゃ戦争に負けたようなことなのかもしれない。日本などはある意味結果として敗戦による貧しさを世界中に蔓延させているのかもしれない。踏みにじられたから踏みにじって良いという回路。しかーし、神がおらず、仏がおらず、国王もおらず、祭りも無い。まったく影の無い場所で太陽に晒され続けたら人間は生き続けられないのではないだろうかな。民衆はハッキングによってメディアの民主化を手に入れたいのか、それとも民主主義や資本主義の限界が見えてきているということなのかなー。ぽこぺん。
  • ま、そんな大袈裟なことじゃねぇなぁ。