makito's voice

2007年10月08日
iPod Touch

  • 読み返してみると、なんだか怒ってるみたいですなー。ちちんぷいぷい。
  • そういえば、先日見てきたパット・メセニー&ブラッド・メルドーのこととか、LOS VAN VANのライブやセミナーのこととか、最近の事件のこととかいろいろ書きたいことがありつつもたまったままになっているなぁ。で、まずはiPod Touch。これね、やっぱりiPhoneで童貞を捨てたかったですね。指先の新しい体験ってやつ。いやー、もちろんよくできてるし、スゲー薄いし、やっぱ触ってみるとホント面白い。WiFi環境でTouchがあれば、とりあえずどんだけでも暇つぶしできるっしょ。サクサク動くし、いじりたくなる要素がたくさんある。かつてMacintoshが登場したときに、Finderの機能だけで遊んでいられた感覚。あー、いいすね。どんどん壊して欲しいです。今のクソみたいな携帯達を。そしてクソみたいな家電のインターフェースを。どっかの携帯メーカーの開発の人が言ってましたが「よく出来ていますが、穴がありますね」だって。馬鹿じゃねぇのかね。穴があって当然だろうが。100%完璧なんてものが無いってことに気が付いていない開発者ってスゲーな。おそらく誰だってああいうインターフェースを思いつく筈。でも、実現したのはJobs率いるアップル。その中の誰か特定の個人でもなく、こうした集まりがそれを実現した。そしてこのインターフェースも、Windowsのように真似されて、いつしかまたアップルは違うことをやり始めて、変わり者扱いされるのであろう。基本的にJobs崇拝でもApple賛美でもなく、単純にああいう製品を待ちこがれていたし、それを素直に喜んだり評価したりできない人間はホントつまらない。そして、そういう風に世の中が動いていることに気が付かず、たとえば携帯のボタンの並びが変わっただけで使いにくいとか言ってしまうという、所謂一般大衆。そして金儲けと利権のためにテクノロジーをただの商品にしてしまった結果、そんな一般大衆に媚びないと商売が成り立たないという、日本のメーカーの情けなさ。アップルにとっては、商売方法の改革もテクノロジーなのかもしれない。そうは言ってもアップルもいろいろあるけれど。とにかく、テクノロジーや、人間の創造性がストップするのは実につまらない。個人的にはメーカーなんてどうでもいい。だいたい、道具を作る分野で、コンピュータってのは相当にいい加減なものかもしれない。道具としての可能性を探っているような状態だからしょうがねぇのだろう。そういえば、ドイツのOSメーカーってのは無いのかな。
  • とか言ってみたところで、実のところ一番つまらないと思うのは銀座アップルストアの店員。おい、おまえじゃねえんだよ、コレ作ったのは。おまえじゃねえだろうが、コレ考えたのは。アンタが子供の頃からこっちはアップル見てきてんだよ。アップルのブランド化のイメージにおまえが舞い上がってどうすんだよ。20年も前に丸井あたりで服も似合わねぇのに偉そうな顔してたマヌカンを思い出すなぁ。これだからアップルは嫌われるんじゃねぇのか。テクノロジーの素晴らしい喜びを、くだらねぇ商業的な勝ち負けや個人の優越にすり替えるんじゃねぇよ。だいたい質問したってロクに応えられないし、基本的に米国に牛耳られてるただの支店の店員なんだからよ。

    拡大やスクロールがスムースだから、ブラウズする分には全然困らないっすね。

  • で、iPod Touch。なんで80Gとか積まないかなぁ。なんでソフトに制限があるのかなぁ。なんでiPhoneと値段変わらないのかなぁ。なんで液晶がiPhoneより暗いのかなぁ。ま、このあたりは実はLeopardとの絡みがあって、iPhoneやiPod Touchは発売したものの、Leopard以降じゃないと垣間見せられないなにかがあるとかいう噂もあって、なかなか信憑性がある。結局、みんな早くiPhoneやiPodタッチを、次のコンピューターに、そして次のMacにしたいんだ。だから、オープンでないことに苛立ちを感じる。ひょっとしたら、ハードディスクベースでユーザーがInstallフリーのiPodってのがMac Nanoだったり。BTOで電話も付けられるとか。うーん、このあたりカテゴライズが不明だなぁ。結局、このI/Fを消費者がどう理解するか、それを試さないうちはオープンなマルチタッチ・デヴァイスの方向性を決められないのかもしれない。うー。26日と噂されているLeopardが楽しみだし、年末に向けての商品発表もあるのかも...しれないなー。