makito's voice

2008年03月09日
鎌田十六さん

  • 鎌田十六さんという、東京大空襲で家族を失った女性の半生記が出版されるというニュース。戦争孤児の母親代わりとなって福祉施設で働き、500人を越える子供達から「お母さん」と呼ばれてきたという。地獄のような戦争の体験を持っている人が、今こうして同じ時代に生きている。言葉にならない。この方は、目の前に起きた地獄絵図のなかからも、自らが生きていく道を見いだしてきたのだろう。あぁ何を書こうと思っても本当に言葉にできない。でも、こういう方がいることを忘れないために日記にしておこう。