makito's voice

2008年04月23日
ドラムのサウンド

  • TRIO SUDの新作「Young and fine」、これは本当に素晴らしいアルバムだなぁ。M1「Song for My Twins」とかジーンと来るし。5拍子もここまで自然だと、もうそういう作為を感じないし、実に一昨日くらいにあぁそういえばこれも5拍子かと思ってみたり。チェカレリはホントにすごい。フランス行きたいなぁ。この目で、そしてこの耳で生で聴きたいなぁ。
  • 山田洋平というなかなか面白い学生がいて、まぁ彼は学生と言うよりはすでにドラマーといえる実力なのだが「シングルヘッドタムっていうのはどんな音なんですか?」というので、今ハズシてみりゃいいじゃんと言ってレッスン中に裏ヘッドをはずしてみたり。シングルヘッドの音は久しぶりに聴いたんだけど、あぁなんか最近のドラムになんとなく物足りなさを感じていたものがココにあるじゃんと。ダブルヘッドタムのような深みは無いけれど、やっぱ圧倒的なアタックと、それ故にシンプルなフレーズが似合うというこのキャラクターは近々見直されて流行ったりもするかも的な。
  • バスドラムの音なんかにしても、どうやってドーンと言わせるかみたいなところも大事だとは思うけど、ゴッゴッというアタックがあってこそのディケイだなと。ペタペタというアタックは耳障りはいいんだけど、やっぱ骨付き肉にかぶりついているような感じもなんだかんだ好きだったり。そういえばシンバルもあれこれ悩んだけれども、最近はセッティングされてるシンバルに合わせたチューニングにすることで、実のところ一番気になるセットの音の混ざり方、他の演奏とのバランスってのが60%くらい納得できるようになってきた。やっぱおもしれえなぁドラムって。