makito's voice
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2008年08月02日
身体を鍛えなおさにゃあかん!

  • 5月後半くらいから体調不良や精神不芳(んな言葉ないけど)でシンドバッド、いやシンドいことが多くコレではイカン!と思い、前から行きたいと思っていたトシちゃんこと「シライミュージック」に行き、その足で鳥羽〜伊勢〜伊賀と自転車ツーリングや徒歩の山越えをしてきました。体調ボロボロになりながらだったけれど、とにかく痛感したのは「もう疲れて動けまへん」と感じた後にどんだけ動くかが大事だなと。やっぱ汗かくのから逃げてると人間ダメになると超実感。もともと汗かくのは嫌いじゃないんだけど、忙しかったりすると優先順位がわからなくなりがちで。
  • それにしても超濃い3日間だった。一ヶ月くらいに感じたし。特筆すべきは豊橋が誇る「シライ・ミュージック」の凄さ。ありゃマジで凄いし、トシちゃんというあの男がどうやってやってきているかが少しわかった。そしてその後の珍道中と、最終目的地の伊賀市丸柱の素晴らしさ。あぁ丸柱、本当に素晴らしいところだった...。
  • そして家に帰ってくるとリハや本番の音源資料がどっさり届いていた。あちゃー。本当の体力勝負はこれからだ...。

    伊勢の内宮

  • 2008年08月02日
    豊橋シライ・ミュージック

  • そう、気がついたらこだまに乗っていた。トシちゃんと新しいビジネスの話をするために豊橋へ向かったのだ。8月は息子をゴーオンジャーショーに連れて行くなど激務でいっぱいだ。行けるかどうかわからんちーと言いながら、当日の午後に「電車のったけん」といきなりメールしたのであった。豊橋に着くと100人のトシちゃんが出迎えてはいなかった。あの男が100人いても気持ち悪いしな。とりあえず見ず知らずの街でいきなり自転車屋を探し始める私。駅前の商店街は皆閉まっている。どうしたことだ。豊橋は廃墟となってしまったのか。いや、どうやら水曜定休日が多いらしい。まぁいろいろあったが、結局カーマホームセンターつうとこで安い自転車をゲット。
  • よっしゃこのまま渥美線南栄駅まで行ったるわ!と走り出したがいきなり道に迷う。考えるな!感じるんだ!と自分に言い聞かせ進路を決定、うまいぐあいに渥美線にぶつかる。おおこれだなと思い迷い無くスピードをあげて走る!おぉこれが南栄駅かと気がついて写真を撮りながら道路反対側のシライミュージックの音楽教室には気がついたが、一体店はどこだ?実のところ通り過ぎていただけだった。よく見ろよオッサンという顔でトシちゃんに歓待され、そんなこんなでついにシライミュージックに到着。

    渥美線を発見!

    おぉ!南栄駅だ!さて、そろそろシライミュージックかっっ!

    おっ。道路の反対側にシライミュージックレッスンを発見。あれ?楽器店舗は?

    シライサイクル?自転車屋に鞍替えしてたのか?

    オッサン通り過ごしてますよ!とトシちゃん。ようやく到着!

  • シライミュージックは凄かった。濃かった。濃すぎた。弦楽器、鍵盤楽器、管楽器、打楽器、エフェクター、コンピュータ・ミュージック関連、PA&MTR、フィールドレコーダー、教則本などなど、見れば見るほどモノがある。楽器の種類だけでなく、ブラバンで使うような分野から、バンド、宅録、楽器メンテナンス用品まであらゆる軸の商品がこのスペースの中に揃っている。シールドのメーター売りまでしてるし。DIYセンターかよ。2時間くらい滞在しただろうか。店中にディスプレイされたありとあらゆる楽器を眺めているうちに、視神経が極度に疲労するほどであり、脳がそれらの情報を整理しきれないのだ。

    見よ!この店内!

    あらゆる商品がギッシリ。

    眺めてるだけでも楽しいす。

    豊橋にしてはスゴイ、というレベルではないですな。

    ドラム売り場は2階にあります。

  • 2階はドラム・コーナー。お世辞にも広いスペースとは言えないが、気がつけば気がつくほどモノがある。こんな品揃え、コ●キだって無いかもしんない。スネアやシンバルも美味しいところが揃っていて値段も安い。ハードウェアやケースもあれば、小物類であればパーカッションもかなり揃っている。「名古屋から買いに来る人がいますから」というのもうなづける。GroverやPureSoundが置いてあり、ハイハットのエクステンションロッドがあり、ブラシもマレットもオイシイところが揃っている。これ、意外と東京でも探してしまうこともある。ハードウェアのパーツもツボを押さえて揃っていて、もうとにかくアチコチにひっきりなしに楽器がちりばめてある。間違ってもこの店でバイトして棚卸しとかしたくないな。豊橋の若いドラマーが東京に来ても「これしか置いてないの?」と思うだろうなぁ。いや贔屓目無しでマジで。しかも店内にスタジオだってあるし、3階にはホールもあって、メジャーなドラマーはここでセミナーをやったりしてる。あっそういえばピエールのサインも2階に置いてあったな。

    ここがドラムコーナー。

    シライ式ハイブリッド・ミュート

    自宅でもドラムセットを叩けるのだ!

    いろいろあんな〜。

    シンバルも、なにやらほほぅと思わせられるセレクション。

    こういうインフォも偉いなぁ。俺、16インチ使ってるけど(笑)

    ドラマーのお客さんに説明しながら試奏!この彼にはブラックビューティを買ってもらいたいものです。

    3階のホール。

    懐かしのYD800。切削リム付き。大坂昌彦さんがチューニングしたままの状態とのこと。

  • 視神経の疲労が極度に達した頃、南栄駅の交差点をちょっと入ったところの「蔵や」という飲み屋に入った。この店は素晴らしかった。「まだかの刺身」というのが特に美味かったなぁ。ところがここでビジネスを思い出した。そういえば今回の目的はトシちゃんの息子、俊太の顔を見ることだった。それがビジネスだったのだ。後ろ髪を引かれつつも前髪はトシちゃん宅へ、おっと、その前に凄い筆屋さんに行くのだった(続く)。

    豊橋、渥美線南栄駅近く「蔵や」です。

    店内もいい雰囲気。

    シライに来るミュージシャン達もここに良く来るとか。

    自家製さつまあげ。うめ〜!

    赤いか。うめ〜!

    「まだか」の刺身。こりゃうめ〜!

    トシちゃんオススメのコロッケ。豊橋のコロッケレベルは高いのだ!と低アルコール飲料を飲んで咆えてました。いやホントうめ〜!

  • あ〜読みづらくてすんません。
  • 2008年08月04日
    筆匠柴田祥雲堂:豊橋日記その2

  • シライ・ミュージック来訪記の続き。豊橋南栄駅近くにある「蔵や」を出た我々は、トシちゃんの運転する車で駅から少し離れた住宅地へと向かっていった。「ここですよ」と言って車を止めた場所にあったのは「柴田祥雲堂」という店。豊橋は筆の名産地で、全国2位の出荷量、書道家が使うような高級品に関して言えば一位といえるほどらしい。トシちゃんが教えているドラムの生徒さんの父上が、この店の御主人であり柴田祥雲堂の代表取締役、柴田高志さんなのだった。

    連れてこられたこの店は...!?

    筆匠柴田祥雲堂というお店なのです。

  • 「しまった!大ジョッキでビールなんか飲まなきゃ良かった...」店に入った瞬間に思ったがもう遅い。なにやら人間の中身がむき出しにされそうな場所だった。赤い顔がさらに赤くなりそうだった。まぁとりあえず筆には大いに興味があったので、トシちゃんが質問を始めたのを横でおとなしく聞いていた。どういう筆を使ったらよいのか。そんな質問からだったと思う。「どういう字を書きたいか、ということによりますね」そして「最初書きやすいという筆と、少し難しいけれど慣れてくると深い表現を出せる筆があります」というようなことを教えていただいた。固めの筆はまとまりやすく書きやすいが、柔らかいものは筆遣いが上達すれば幅は広がる...。これは楽器、特にシンバルと同じじゃないか。

    店内には筆が並ぶ。

  • 柔らかいシンバルは粒が出しにくく、そして均一に整えてビートを連ねるのが難しい。柔らかい=変化しやすいということであり、スティック・ストロークが安定しなければ出音も安定しない。重くて固いシンバルは、比較的粒が出やすくビートが伝わりやすい。スティックとシンバル、木と金属がぶつかった打撃音が明快に出やすいので、アタックはまとまって得られやすいのだ。まぁある程度の一般論ではあるけれど、柔らかさ=変化を見せる、堅さ=パルスを伝える、というのはわかりやすいところだろう。筆の説明を聞いた瞬間にトシちゃんと私はなにやら嬉々としていた。
  • どんな字を書くかとは言っても、手紙、表書き、半紙、書道家のような掛け軸に書く、となれば筆の大きさも違うだろう。ということで筆の大きさや用途、筆の作りを教えていただいた。筆は、墨を如何に含むかが大事であり、書き味を良くするための化粧毛というものもあるという。そんな説明を聞きながら概ねこんなところを使うのが良いのかなと思い始めていた。筆に使われる毛はいろいろあるようだが、イタチのものと猫の背の毛を使ったものなどが並んだ。猫の背の毛を使ったものがこの中で一番柔らかいという。私は迷わず柔らかいタイプを狙った。後になれば、自分は必ず柔らかいものが欲しくなる筈なのだ。なぜならば柔らかい筆はVintage Kと共通する匂いがする。そんな頃だったか、柴田さんがこう言った。

    いろいろな筆を出して説明していただいた。

  • 「この筆はこんな風に使うんですよ。こうして持ってみてください」...。なにやら黒い柄の先にタポンとゆったり毛が付いている。それを指先で軽くつまむようにして持つという。「これはこんな風にゆるく持って、ザバザバと書いてゆくんです」。ふーん。持ってみた瞬間にビビビと来る!いやこの筆スゴイ。持った瞬間に手になじむ重さ、そして書いてみたいという気持ちにさせられる。こりゃ良いスティック、いやブラシか?マレット的でもあるか...。「その筆とは反対に、しっかり持ってこう書いていくのもあるんですよ」その言葉に思った。モーラーとグラッド・ストーンだ。草書と楷書。スゲェ。やはり人間て素晴らしい。ここでまた柴田さんの一言「楷書ってのは、後からできたものなんですよ...」えっ...?そうなのか...「楷書を崩したのが草書だと思っていましたよ」とトシちゃん。なるほどスイングが生まれロックが生まれファンクが生まれ、タイトな表現が生まれるのに似ているのだろうか。

    写真で見るとただふざけているようだが、実はかなりビビビと来ている。

  • スティックを筆と思って扱う...。多くのドラマーはブラシが良いトレーニングになると言う。そういえば自分はいつからかスティックを棒とは思っていない。その答えを与えられたような気もする。そうか、筆という解釈もありなんだな。だからレガートが楽しいのか。シンバル・レガートは奥が深い。ドラマーのタッチに寄ってサウンドも千差万別だし、微妙なウネリも生まれてくる。そしてシンバルの違いによってもガラリと変わる。それと同じようなことが、今度は筆だけでなく、紙にもあるという。筆を受け止め、墨を吸う。墨が綺麗に吸われていくか、滲むか。表現によって選択も変わってくるのだろう。そして、墨、特に硯(すずり)の違いが大きいという。一体それは何か。
  • 「このすずりを指でこすってみてください」と柴田さん。なにやら風景画的なものが刻まれた硯を指の腹でこすってみる。クッキュックッ...。なんだか吸い付くようだ。恐ろしくキメの細かい肌をしている。そして比較に並べられた硯を同じようにこすってみる。ザラザラとした感じが強い。そして墨を用意していただいて、水を少したらした状態で試しに擦らせていただいた。クッググッキュッ...。きめ細かい方の硯は、なんだか本当に吸い付くようでハンパない。そしてもうひとうの方は、もちろん墨は問題なく擦れるのだが、なんだか普通に擦っている感じである。この感触の違いは何になるのか。

    左が、きめの細かい硯。

    こうして擦ってみてください、と柴田さん。

    うぉっ!クククッ!この違いは何?とトシちゃん。

  • きめ細かい硯で擦ると、吸った墨の粒子も細かく表現が繊細で、粗い硯で擦ればその反対...。「これはサンプリングレートだな」わはは。喜ぶ酔っぱらい(笑)それにしても、なるほどなぁと思うことばかりだ。ちなみに、さきほどの黒い柄の筆は、とある書道家の先生が使っているそうで、●万円クラス。まさにVintage Kやコンスタンチノープルというところか...。

    これは巨大な書き初め用だそう。

  • まぁ勝手に盛り上がって勝手にドラムと結びつけてはしゃいでいたわけだが、あながち外れてもおるまい。結局2〜3種類の筆をその場で譲っていただき、硯の値段は恐ろしくて聞けなかったが、墨もひとつお願いした。柴田さんには本当にいろいろなことを解説して頂いて、そして最後には半紙まで少し分けていただいた。この筆体験もまた、濃いものだった。豊橋の夜はさらにアツかった。少し落ち着いたら硯を手に入れて練習を始めるとしよう。柴田祥雲堂のホームページもあるので、筆に興味のある方は是非!
  • 2008年08月05日
    ダブルブッキング

  • 本日、大変イケナイことをしてしまいました。猛省しております。岩谷殿、西川殿、大変申し訳ありませんでした!まったくもって、綺麗サッパリ記憶が飛んでおりました、言い訳にもなりません。重ね重ねお詫び申し上げます。ごめんなさい〜〜〜!
  • むお〜。やってしまった...。しかも実に明朗に...。
  • 2008年08月06日
    Google Map ストリートビュー

  • GoogleMapストリートビュー。スゲェ。全方位の画像を撮れるような装置を積んだ車で走りながらデータを集めているのだろうか。当たり前だけど人が写っちゃっていて、あれはなんか違和感もあるが。昔カーナビを見ながら「このデータを見ながら、バーチャル旅行をしたら面白いかも」と思ったことがあるが、ここまで行くと、こりゃどっか行くときの予行練習にもなるし、家にいながらその場所に行った気持ちに浸ってしまうなぁ。てか我が家の周辺が映るだけでもなんかひょ〜と思っちゃうし。京都の鷹峯やニューヨークにも行ってみたけど、懐かしいとか嬉しいとか。人間の感覚になにか大きな変化を与えるツールな気がするなー。
  • 2008年08月06日
    豊橋〜三重珍道中 :豊橋日記その3

  • 今回の珍道中は、たまりにたまった運動不足と発散欲を霧散させるため、頭よりも身体、いやむしろ感情で動いていたと言えよう。そのおかげで思惑を外れたことが多かった。無論それが醍醐味でもあるのだが。
  • とにかくメシに恵まれなかった。私が外に出たとなれば「うまいもん食いまくって酒吞みまくったんでしょ」と自分でも思うのだが、いやはやこれがなんともはや。行きは昼過ぎくらいに新幹線に乗ったのだが、ドタバタしていたのでサンドイッチ。豊橋に着いたらなんか駅前名物とかあるやろ...。と思ったらなかった...。なんか東京にありそうな駅ビルとかがあって。駅前の商店街は、水曜日定休が多く、ほとんどがシャッター降りとる。自転車屋を探して歩き回り、1時間以上歩いたが結果は得られず。東京に比べて暑かった。その後駅から離れたホームセンターへ行くが、そこからそのまま南栄駅へ向かう。暑い。気持ちいいが暑い。途中「かつ丼」と書かれた巨大な看板を見て「おっ」と思ったが、時間も気になったので進む。シライミュージックに着いたときには汗だく。トシちゃんのお母さんにミネラルウォーターをいただいた。虚脱状態になった頃に蔵やに行く。思えばこの店のひとときが、最初で最後の安堵の地だった。しかし1時間もいただろうか。「今日は早いね」と店の人に言われながら店を出る。ベースの鹿島といたら、あと5時間はいただろう。

    豊橋駅を出てすぐの商店街。シーンとしてます。

    やってません。

    やってない。

    これが平日の昼間なのか。

  • そして筆匠柴田祥雲堂へ。ここで一旦心は引き締まる。そしてトシちゃん宅へ。おっぱいタイムが終わらないというので、近くの公園で時間をつぶす。夜になっても暑い。トシちゃんの奥さんが気を遣ってくれたのか、とりあえずトシちゃん宅にあがって、おっぱいタイム終了待ちとなる。哲学の本とか、中近東のドラムの本(英語)とかあるし。おっぱいタイムが終わったのか、隣の部屋から赤ん坊の声が聞こえてくる。そしてご対面!いえ〜。俊太は元気で目力に溢れた子でした。かわいいなぁ〜!とかいうと親バカが調子に乗りそうだが、おそらくもう誰も止められまい。良い子で育てよ〜。

    シライ一家。トシちゃん公認サイトアップ。俊太の目力と奥様の余裕ある佇まいが素晴らしいです。

  • その後、マニアックな飲み屋があるというのでそこへ移動。歩く。そういえば、シライミュージックに自転車があるのだ。そこからトシちゃん宅には車で来た。そしてそこからまた歩いているのだ。しかも反対方向へ。これ、戻るときはどうしようというのだろう。歩くしかないよな。まぁきっと歩くのだろう...。歩いたらええやんみたいなことを自分で言った記憶もあるが、そもそもあの時点でトシちゃんは何を考えていたのかよくわからんし、俺も別にどうでもいいくらいだった。だいぶ歩いて入った店は、酒屋さんだったところが飲み屋になったとかで、いろんな酒があるらしかった。「どんなんがええの?」と言われたので純米酒を頼んだが吟醸にせぇへん?というので、なんだかよくわからんオッサンだった。やっぱ地元の人間になって長くつきあわないとよくわからん。そういえばにんにくの入ったイカの塩辛がうまかったな!でもこのニンニクが次の日も結構もたれていたっけ。

    にんにく入りイカの塩辛

    サザエ。これもニンニク入り。

  • 飲み屋でドラム周辺の話題を繰り返し、気がつけば25時。また歩く。歩くしかない。トシちゃんは途中で言え方向へ。俺はシライミュージックへ。シライミュージックを出るときに「道がわかりにくいんで」というので自転車を置いて来たのに、別に一本道歩くだけじゃん。夜中とは言え暑い。まだか。まだか。まだなのか。距離はたいしたことないのだが、東京から来て豊橋駅前歩き回って自転車で動いてそっからまた歩いて、とにかく服がベタベタギトギトなのだ。ようやくシライ・ミュージックに到着。自転車を取って、一路豊橋駅東口へ。これがまた道がなんとなくしかわからないので、東口に行くはずが西口へ。自転車を担いで駅の構内を進ませてもらう。ホテルに到着。ひぇぇ汗だく。おまけに「無線LAN常備」というホテルだったのに、Mac対応していないとか、なんだかわからない理由でつながらず。まぁとりあえず風呂に入って幸せ。

    25時過ぎの豊橋。

    歩き続ける。暑い。

    南栄駅周辺。当たり前だが誰もいない。

    深夜の豊橋駅を強行横断。警備の方に事情を話して許していただきました。

  • 次の日は7時半に豊橋を出発。3時間睡眠。眠い。今日は商店街はやってんのかなと思ったが、たとえば定食屋とかうどん屋みたいなものは全然見あたらず。てか探す時間も無かったが。しかたなくマクドナルド。無線LAN飛んでるかと思ったが飛んでない。注文はコーヒーとストロベリーサンデー。私の無計画さを寛大な心で許したと思われるトシちゃんが伊良湖まで送ってくれる。あぁ腹が減ってきた。しかしフェリーに間に合うのかどうかが気になっていたこともあり、とにかく進む。フェリー乗り場に着くと「大アサリ」とか書いてある。そうそう、こういうところにはたいていあるよね!立ち食い風のうどんとか蕎麦とかで、ちょっと地元の名産物とかあったりして。ジャンクだけどたまらなくうまかったり!...。開いてない...。開店9:30...。フェリーの出航時間やんけ。しかたなく売店で売っていたサンドイッチ...。ガックリ...。

    マクドナルドしか開いてない....。

    フェリー乗り場。店はちっとも開いてません。

  • フェリーで鳥羽に到着。海が臭い。伊勢へ向けて自転車で走る。曇りがちだった天気が、快晴に。それは嬉しいことだが、暑い。アップダウンを繰り返すうちに、だいぶ疲れてきた。寝てないし飯も適当だし。とりあえず水分だけはしっかり補給。とにかく進む。しかし暑い。伊勢の手前、五十鈴川あたりでバテた。パワーが出ない。やっぱ飯食わないとダメだってんでうなぎ屋へ。ここは普通にうまかった。関西風の、皮がしっかり噛みごたえのあるやつで、ご飯にはタレがまんべんなくまぶされている。しかーし、もうバテていて喉を通らないのだ。2/3近く残してしまった。わかっちゃいたが、こんなときにうなぎなんて胃にも良くない。肝吸いが飲みたかったんだよぉぉぉ。結局夜までもたれていた。

    鳥羽から、まずは伊勢へ向かう。

    あぁ自転車って気持ちいい〜!

    景色も楽しめるし。

    写真もゆっくり撮れるし。

    でも、なんだかへばってきました。

    景気づけにうなぎ。しかしバテバテで全然食べられず。

  • 伊勢のおかげ横町に着いた頃にはもうクタクタ。我ながら情けない。かき氷と抹茶を頂く。これは絶品だった。氷が柔らかい。店のお母さん達も優しかった。その後内宮へ行ったが、もう歩いていてもヘロヘロ。MacBookやら入ったリュックが重い...。今度から旅の時はEeePCか...。その後ホテルを決めたが、そこまでの道のりも遠かった。地元の人に「ここはうまいですよ」と教えてもらった店に、ホテルから歩いてすぐですよというので歩いたが、15分たっても到着せず、引き返す。もう歩けん。そしてホテル横の店でスープ餃子と梅茶漬け。はぁぁ海の幸なんて胃が受け付けません...。

    おかげ横町あたりで、もうヘトヘト。最初の元気はどこへやら。

    かき氷。これは絶品だった。

    このお店はおかげ横町の端の方、内宮入り口の近くです。

    おかげ横町の賑わいとは別にもう疲れ果ててます。

    五十鈴川で遊ぶ子供達。数年前はパンツで飛び込んだのに...。泳ぐ元気もありません...。

    ちょっと歩いては休憩の繰り返し。

    夜は地味に梅茶漬け。

  • 次の日は伊賀上野へ移動した。朝7時にホテルを出て駅へ歩く。これまた微妙に遠い。写真を撮りながら20分くらいして駅に到着。ところがこれまた店などひとつもやっていない。どうなってんの。仕方ないから電車に乗る。松阪で乗り換え。駅構内に喫茶店みたいなのはあったが食指は動くはずも無く。しかたなく売店に入る。結局またサンドイッチ...。伊賀神戸〜上野市〜伊賀上野と来て、時間も良い頃合いだし、もう店もあるやろ!しかも伊賀上野には伊賀牛の店が在った筈や!...。無い...。なんも無い...。しかも、最終目的地である丸柱へはどうやって行ったらええのん?と聞いたら「バス通ってませんよ」という。......。とりあえず、ずいぶん手前になりますけど、途中まで行くバスが、あっあと3分で来ますから乗ってくださいなと言われる。め、めしは...?まぁ行った先になんか店くらいあるやろう...。

    伊勢市駅。こちら側はなにやら店も無く...。

    乗り換えで駅前を歩いてみるも、やはりなんも無し...。

    気持ちいい風景が広がってきます。

    伊賀上野駅。.....。

  • 乗ったバスの運ちゃんに「丸柱までどんくらいあるんすか」と聞くと「あー。前はあっちまで行ってたんだけどねぇ。えーと、この終点から2山くらいこえたとこだね。」「ふ、ふたやま...。」「まぁでも3キロくらいだから。歩いて行くしかないね。」「有名な窯とかにはタクシーとかありますかね」「ここらへんは全然無いよ」「......。」そして結局歩いて山を越え、丸柱というところに行き、そして帰ってきたのだが、その間自動販売機は2カ所。飯は食えず。ま、飯を最優先にすれば食えないこともなかっただろうが、ようやくあった店が高級割烹的なランチ4200円な世界だったり...。

    ここから歩いていけば着くから!と言われ...。

    山道を歩き始めます。

    丸柱小学校つうのがあります。

    自分撮り。ちょっと虚しいですな。

    丸柱の表示が!

    丸柱についてはまた別の日記で。

  • そして戻りのバスが伊賀上野駅に着いたとき、ネットに載っていた牛肉専門店というのを探してみたが、駅前にはそんな気配すらない。道行く人にたずねてみても「そんなんはないねぇ」という。帰ってきてわかったことだが、サイトなどで書いてあった情報は、伊賀上野とあっても、それは伊賀の上野市駅周辺にあるものばかりだった。結局、帰りの電車の時間も迫りとりあえず駅の売店で水だけ買って名古屋まで2時間。そうして名古屋に到着してようやく食べたのが新幹線ホームにあるきしめん。奮発して「名古屋コーチンきしめん」というのにしたが、肉はちっとも旨くなかった。もっと安いエビ天にすればよかった...。この日は結局200円のサンドイッチ食べたっきりで山の中歩いたわけで。運が悪かったと言うより、計画性がなさ過ぎってことですね...。

    名古屋の新幹線上りホームにあるきしめん。

    名古屋コーチンきしめん。...うーん。

  • さて、豊橋〜三重日記の最後は、丸柱の素晴らしさを書くぞ〜。
  • 2008年08月10日
    伊賀丸柱と土楽窯

  • 伊賀市丸柱。素晴らしい土地だった。田園風景が広がり、やわらかな空気が流れ、山の木々や田の香りに満ちて道端に花が咲きトンボが飛ぶ。暑いが心地よく、汗をかくことが気持ちよい。
  • 伊勢市からJR紀州本線で松阪、そして近鉄線で伊賀神戸まで。伊賀鉄道に乗り換えると景色もグッと変わってくる。伊賀上野に到着すると、駅周辺は閑散としていた。同じ列車に乗っていた客達は、駅前に迎えに来た車に乗り込んでいく。はて、なにか取り残されたような感じだ。まぁとりあえずのんびり行こう。さて、駅員さんに「丸柱にはどうやったら行けますか」と聞くと、ちょっと困った顔をした。「丸柱はちょっと行きにくいねぇ。今バスも行ってないからねぇ」と言う。窯の多い場所だし、それなりに動きがあるのかと思っていたが、どうやら検討違いだったようだ。「諏訪あたりまで行くバスがあるけど...あぁあと3分で出るからまずそれに乗ってみるしかないね...」伊賀上野駅から丸柱までは結構距離がある筈だ。タクシーで行くのは結構金額もかかるだろう。バスで途中まで行って、そこからタクシーかなと。

    伊賀神戸の駅です。良い景色ですなー。

    伊賀神戸から伊賀鉄道に乗り換えです。

    終点の伊賀上野駅。ニンニン。

    駅の外側はなにやら静かな気配...。

    観光案内図とかはあるのですが...。

    駅前はシーンとしてます。

  • ところがバスに乗ってみると、街の景色はその考えと反対な方向になっていった。おもしろいことに、なんというか人里離れて活気がなくなるというのではなく、なんだか豊かな風合いになっていくのだが、車や店の気配が無くなっていく。この感覚は丸柱に着いた時にもっと感じることになる。「丸柱はまだまだひと山ふた山行ったところだよ。まぁ3〜4キロくらいかな。ここいらの子供は小学校に歩いて通学するのもおるからね。」とバスの運転手さんに教えられる。窯のあたりまで行けばタクシーとかいますかねと聞くと「ここいらはタクシーなんて全然いないから、とにかく歩いて行って歩いて帰ってくるしかないね」と即答。くねくねと曲がる山道を走りながら、どうしようかと考えた。確かにこの様子だと本当に山の中に来たくらいに思った方が良さそうだ。このバスにしろ、途中の諏訪下出という場所で降りれば、次が来るのは2時間後。そしてその次は4時間後。ただ待ってるわけにも行かないが、体調は決して良い方ではないし。

    駅前からバスに乗ってすぐに気持ちよい景色が広がります。

  • 「この道をとにかくどんどん行けば丸柱だから。」と言われて終点でバスを降りる。景色が良い。バス停で時刻表を確認し、デジカメに撮る。そしてとにかく歩き出す。朝はホテルから伊勢市の駅まで歩くのもつらかったが、歩いてみると体調はそれほど悪くなかった。木々の香りが気持ちいい。とにかく歩く。昨日は自転車だったが、今日は歩いている。ふとGoogle Earthが頭に浮かんだ。東京の自分の部屋から、なんどかこのあたりを見ていたことがある。自分は今、自分という小さな単位で、自分の足で歩いている。地球全体を俯瞰する画像をみていたかと思えば、今はひとり歩いている。自分は地球の小さな点のようなもので、別段大きな使命を持つわけでもなく、ただもぞもぞと自分が行きたいと思った場所へ、別段ツールを利用するでもなく歩いている。それが気持ち良い。気がつけば合理性も計画性も自分から捨てている。しかしそのペースで歩いた時、ここにいるという実感が強く出てくる。これでいいんだなー。

    「ここを歩いていけば着くから!」とバスの運ちゃん。

    バス停の周辺も良い眺めです。

    さて歩き始めています。

    こういう道は意外と涼しいですね。

    車だと味わえないテンポです。

    そろそろ小学校。歩き始めて700m地点。あっという間です。

  • ほどなく丸柱小学校に到着。高台に学校があり、道路に面して大きな広場がある。そこでちょっと休憩して着替えなど。暑いけれど、風が心地よい。また歩く。田んぼや小さな畑があるなと思うと、家並みが見え始めてくる。これが丸柱なんだな。あぁいいところだ。田んぼのあぜ道を歩いてみる。人間はほんのちょっと立ち位置を変えるだけでもこんなに視点が変わる。あぁ気持ちいい。もし自分が何日も歩いてここにたどり着いたら、さらに美しく見えただろう。422号線と674号線がぶつかる丸柱の交差点に神社があった。伊勢神宮も素晴らしい場所だが、この神社も今自分にとって最上の喜びだ。お参りしてちょっと考える。このまままた戻れば、次のバスに間にあう。しかし腹も減った。お寿司屋さんがあった。おそらく探せば他にも軽食できるところもあるかもしれない。ただ、それよりもせっかくここまで来たのだから行ったみたいところがあった。土楽窯。
  • 小学校の通りの反対側にある広場。

    上ったり下ったり。

    丸柱の文字が出てきました。

    田んぼや畑が増えてきます。

    民家が増え集落になってきます。

    良い感じに落ち着いています。

    田んぼがいいですね。蛙や蜻蛉がいます。

    なんというか柔らかいなぁ。

    422号線と674号線の交差点にある神社。

    お参りして一休み。

  • 我が家のお気に入りの鍋は、福森雅武さんという方の土楽窯で作られたものだ。鍋を使いこむにつれてあぁこの鍋の力が凄いのだなと実感し、嫁さんが「土楽食楽」という本を見つけて来ては、へぇぇこんな人がいるんだなぁと感心させられた。そして、いつかその場所に行ってみたいと思っていた。神社から出てくると、クロネコヤマトの配達の人がいたので、道を聞いてみる。こっから1〜2キロくらいですかねぇ。まあ遠くないですよと言うので、また歩き出す。おいオッサン、飯食っといたほうがいいんじゃねぇのかとも思いつつ。
  • 土楽にはすぐに着けなかった。街の地図があって、まぁ比較的わかりやすいものだったのだが、窯もたくさんあるのでどれだかよくわからない。途中、素晴らしい民家があって、思わず玄関先に入って道を尋ねた。おばあちゃんが出てきて「どっから来たの?あらあんなところから歩いてきたの」なんて話しながら、あぁこんな家に住めたらいいなぁと。そして道を修正し、畑で作業してるオニーチャン達に「土楽はどこすか〜」と聞きながら土楽に到着。

    土楽を探しつつちょっと道を間違える。とある民家の家の前の風景。いいなー。

    中央左寄りにお兄さんがふたり。気さくに声かけてくれました。

  • 土楽窯は、植木というのか家屋周辺に活けてあるものにも気が配られていて良い雰囲気を醸し出していた。正面に回ると土楽と書いてある。あぁこれが土楽なのだな。失礼ながら敷地内に少しはいると、右手に母屋。立派な家屋で、窓はすべて開けっ放し、赤ん坊の籠が軒先にあったり、人が生きて人を育てているという気配に満ちていた。家の前は田んぼになっていて、田んぼの向こう側にお稲荷さん、母屋は山に向かっている。この日はどうやら取材が入っていたらしく、カメラマンが動いていた。敷地内に止めた車から機材を出し入れしていた。家の中も忙しそうにしている。外に出てきた女性の方と軽く「こんにちわ...」と会釈する程度だったが、まぁ周辺の写真を少し撮って他の窯へ。

    土楽窯に到着。佇まいが素晴らしいなぁ。

    看板を撮影させていただいて。

    目の前には田んぼとその向こうにお稲荷さん。出来過ぎたくらいのロケーション。

    草木の生え方も何かしら柔らかいというか。

    こういう中で子供を育てたらよかろうなぁ。

  • その後は長谷園という「かまどさん」などで有名な窯に行ってみた。ここは多少観光客が来るような場所だろうから、自動販売機やなにか食べるものもあるかもしれないと思ったのだ。ここにあったソフトドリンクの自販機に救われた。なんてことは無いアイスティー。食い物は無かった。店の人と少し会話をして、周辺の事情などを聞く。さてそうしてそろそろ戻る時間だ。だいぶへばったきたので、帰りは少し多めに時間を見た方が良いだろう。それにしても汗をかきまくった。蜂だか蠅だかなんどもブンブンと飛んできたりしたが、途中水道を借りて手や顔、そして頭から水浴びし、脚も冷やして一休み。そろそろ脚も痛くなってきたが、ほどなくバス停。バスがくるまで40分もあった。ずいぶん早く着いたな。まぁでもノンビリしよう。夕方に向けて涼しくなってきている。ベンチにひっくり返る。脚を揉む。少し寝てみる。ビールの自動販売機があるがもう使えなくなっている。中にはエビスも入っているのに...。

    長谷園という大きな窯です。

    このアイスティーうめかった〜。

    休憩しつつ備忘録を。

    長谷園のショールーム。休憩させていただいてありがとうございました〜。

    そしてまた戻ります。

    だいぶ汗臭くなってきたなぁ。

    こういう国道も日々手入れをしている人がいるのだろうなぁ。

    木っていうのは凄いなぁ。静的だけど最も動的。

    バス停が見えてきました。思ったよりも近かったし楽しく歩けました。

    自動販売機はすでに動いておらず...(笑)

  • 何もすることが無い。気持ちがよい。もう待っていれば良いのだ。5分経っても10分経っても20分経っても、ただ風が吹きトンボが飛んでいる。日は暮れて、また日が昇る。そうしたことをずっと繰り返しているのだろうなぁ。思えば、ずっと以前から車で移動するときなどに「あぁ良い景色だな」と思うような場所に立ち寄ってみたいと思っていた。特別な景観ではなくとも、山や川があったり田や畑が広がっていたり、ここに住む人はどんな人生なんだろう、というようなことを思うことが多いのだ。丸柱はまさにそういう想いを一気に晴らしてくれる場所だった。歩くというのはそれほど早いものではないが、物を見たり感じたりするにはそれでも早すぎるときもある。今回「ままならぬもの」を感じた。都会での生活、コンピューターやネットを使った生活、車やバイクに慣れた生活。ツールから離れれば、そして箱庭から外に出れば、ひとりの人間の力は小さくて弱い。しかしなぜだかそれが妙に落ち着く。そして自分は自分の脚で立っているという気持ちになるものだなぁ。

    みんなどんな暮らしなんだろう。

    良い景色だなぁ。

    お〜バスが来た。時間正確!

    1両のワンマン電車。亀山まで行きます。丸柱また来よう。今度は車で(笑)

  • 丸柱は素晴らしかった。豊かだった。それは今の自分にとってだけの物だろうし、他の人にはわからないものだろう。自分が良いと思うものと対面した時の喜びだろう。自動販売機もコンビニも無い、知り合いもいたわけではない。何もしなかった。いや、何もできなかった。自分はただ歩いただけだ。でもぶらりと歩いて豊かさを味わえた。それは自分から歩いたからだろう。伊賀上野から亀山を経由して名古屋へ。都会的な暑さに切り替わる。やはり山の居心地は良かったのだな。新幹線は自分が歩いた時間の半分で東京まであっという間に到着した。でも、その移動距離の中に豊かさはあったのか。東京駅を歩きながら「目が良くなっている」ことに気がつく。翌日の朝、わずかではあるけれど久しぶりの我が家の周辺は蝉の大合唱となっていた。あぁ丸柱にも負けない蝉たちだなぁ。少し自分の住んでいる場所が違って見える。これも目が良くなったことの作用なのかもしれない。
  • 2008年08月15日
    猛暑にうどんと鍋

  • 仕事漬けのお盆のため、俺一人取り残されて嫁と息子が法事で出かけてしまうことになった。昨日今日の2日間は一緒に晩飯を食えるので、息子に何を食べたいかと聞くと、昨日は「チーズフォンデュ」、今日は「うどん」という。うどんと言っても、たぶん鍋が食いたいのだコイツは。ニュースでは軒並み猛暑を記録とか言っているのだが、うちの息子には関係ない。まぁ前からうどんうどんと言われていたので、今日はうどんを打つことにした。あぁそういえば息子以外にもうどんうどんと良く言われるな俺は。
  • 今日は緑あひるを使った。ボーメ14で加水率45%。暑いのでかなり生地がダレてしまったが、ひさびさに食う自分のうどんはうまい。あぁウマイ。ガスレンジの火力も充分だった。もっとたっぷりのお湯で茹でられるよう、今度はもっと大きな鍋を用意しよう。寸胴よりも広口がいいかもしれない。ぶつぶつ。茹で上がった麺を水で締めていたら、「冷たいうどん
    じゃなくて温かいのが食べたい〜」とか言っていた。結局息子は鍋で温めたうどんを「あつい〜」とか言いながらモリモリ食っていた。

    自分も踏んだり伸ばしたりしたくてたまらんとです。

    今日のは切れにくく良い仕上がりでした。

    たまどりの方法を憶えないとなぁ。

    豚しゃぶ風鍋。肉屋で買った肉はホントに旨い。

    石垣島のラー油と和えたらジャージャー麺になった!

  • それにしても、普通ならば「しばし独身気分だぜ」と吞みに出たいところだが、お盆で店も休みだし仕事が山のように。営業仕事のリハもあるし...。ま、辛抱辛抱。
  • 2008年08月16日
    停電

  • 今日は夕方から雷も鳴って雨が降り出した。そしてさきほど雨は落ち着いたかと思いきやいきなり落雷して停電。周辺はしばし真っ暗。我が家ではMacBookだけが元気に動いている...。いっぽうデジパフォで作業していたQuickSilverは一瞬にして真っ暗。保存してなかった作業はすべてパー。こうして考えると、ノートにモニタつなげて使うのは、停電対策としても良いのかもしれん。それにしても、うわ〜すごい雨だ。まさにバケツをひっくり返したかのような...。こんな時に外で仕事をされている方は大変だ。家の中にいただけまだマシだと考えよう。
  • 2008年08月19日
    自炊と山形土産

  • 独身生活もどきはあっという間に終わってしまった。結局メシ作って食うのと風呂はいる時間以外はデジパフォの操作ばかり。そういえば先日M氏のご実家である志木市にある蕎麦屋にお邪魔して蕎麦を御馳走になり、その詳細はまた後日なのだが、そのときの親子煮の味が忘れられなくて自分で親子丼を作ったり。いやなんかこれはかなり美味しくできました。あとは夜に利尻昆布をふんだんに使った料理をしてみたり。まぁなんかこういうペースってのも大事ですな。

    鶏肉と玉子と玉葱と、この日は長ネギもいれて。

    いやぁ親子丼とかカツ丼とか、玉子でとじるって凄いなぁ!

  • じゃーん。いろいろ考えた末にCinema Display23インチ。ADC-DVI変換もついてなんと4万円台。思えばこの日記を始めた頃の1999年9月から9年か。それも当時の値段の10分の1以下かな...。うぅ、やっと手に入れた...。1920×1200は嬉しいなぁ。きっとすぐに30インチの世界に行きたくなるんだろうけど。そしてこの時代のCinemaは表示もいいし目も疲れにくい。この作業山盛りの時に手に入って本当に良かった。MacBookにつなげるとまた更に使いやすいし。ただ、先日の落雷&停電の影響かG4マシンの調子が悪い。ビクビクしながらいちいちバックアップするから作業に時間かかるなぁ。

    中古ではありますがバックライトの調子はとても良いので全然問題ありませ〜ん。

  • 昨日は仕事で怒濤の7時間ほぼ休憩無しリハーサルを終えてクタクタになって帰ると、嫁さんと息子が家に帰ってきていました。おみやげの牛刺しと枝豆でビール。あぁうまい!牛刺しのクオリティはいつもながら、この枝豆は親戚の家の菜園で取れたもので、これがもう本当にうまい。枝豆のさやのうぶ毛みたいなのがピンピンしていて、実もぷっくりで味が深くて噛み応えもしっかり。黒枝豆よりもうまいんちゃうか!あぁ本当にうめぇなぁ!

    牛刺し。ビールもうまいが、獺祭とあわせたらもっとうまかった!

    元気ピンピンの枝豆!

    まるまるプックリで最高!これはやっぱビール!

  • 2008年08月21日
    ぐは〜

  • だいぶ秋の気配が出てきましたね〜。昨晩なんてかなり涼しかったし。今日はクーラーつけないで窓開け放しが気持ちいいですな。蝉もまだまだ元気よく鳴いていますが、あとどれくらいこれを聞けるかな。
  • それにしてもちょっと疲れがたまってきてるなー。走ったりしてくっかなぁ。最近仕事でおつきあいのあるM社のHさんは何キロも走るのだという。すげぇ。今日は夕方にでも走ってみようかな。こんなときは丸柱を歩く、もしくは自転車でグルグル走りたいなぁ。豊橋から帰ってきて自転車熱に盛り上がってます。以前からよく読んでいる人のブログにBromptonのことがよく書いてあって、こんなの乗れたら最高だなぁと思いつつ、これだと外になんか置いておけないし、鍵もかけず家周辺とか駅前とか行き来できるボロ自転車の良さもあるなぁと。DAHONあたりの安いヤツを狙ってみるかなぁ。輪行+写真なんて楽しそうだ〜!
  • 2008年08月23日
    どひ〜

  • 連日詰まりまくり。家でじっくり仕事したい...。
  • それにしても今日はずいぶんと涼しいですなぁ。もう寒いくらいですわ。
  • 2008年08月25日
    ふい〜

  • 今日はJeff BeckからIncognitoまでいろいろでした。須藤さんのギターいい音してたなぁ。そして夜はMirageのリハーサル。前回の甘かったところを見直しつつ、バンド的にはよりよいグルーヴになってきてました。素晴らしい。ライブも楽しみだ。
  • 2008年08月27日
    む〜

  • MacBookにインストールして使っているiDrumのiPhone/iPod Touchバージョンつうのが出ている。これオモシレ〜。ていうか、この操作性はいいなぁ。マウスを越えて更に直感的だし。打ち込みマシンて全部これでいいじゃんか。画面を触るってのはなんか汚れとか気になりそうとか思っていたけど、入力デバイスとしては実は素晴らしいのかもしれないなぁ。MacBookくらいのタブレット型Macがあってもいいねぇ。画面の中に等身大のキーボードが表示されたりして。Nintendo DSの大きいのって感じもアリか。あぁそんなんでいいじゃんか。インターフェースも更に進化していくんだろうな。

    きっともう誰かが作ってるんだろうな!早く出てこい!人任せな私。

  • 写真を見るとかDVDを見るとかはScreen#1をメインにして、Screen#2の方はソフトによってキーボードになったりトラックパッドになったり、ツールパレットになったりそれぞれの操作画面になれば。スクリーン一枚の方がスッキリするけど、プロ用ツールとしてはマルチスクリーンで(笑)あぁBluetoothでいくらでも増やせてもいいのか。スクリーン式のキーボードになれば、言語別のキーボードや手の大きさに合わせてキーピッチを微調整したり、自分の好きな配列で作ることもできるなぁ。
  • 2008年08月30日
    もひょ〜

  • なんだか雨が凄いですな〜。昨日のMirageのライブは、結構タイトになったのではないかと思います。8月はライブや営業や録音やらで叩きまくりましたが、やればやるほど演奏は面白いなぁ。しかし機材の移動が面倒で、昨日も大雨&雷の中大変でしたよ。むー。昨日は9000Rを使ってみましたが、ハコの感じからするとやっぱソナーの方がやりやすかったかも。ただこの9000Rのおもしろさってのがあって、ペダルもDW9000を結局FP720に戻して、ガッド来日記念と勝手に銘打って10, 12, 13, 14でセッティング。ジルジャンとの相性も耳になじんでいて叩きやすいっすなぁ。

    70〜80年代の9000R。ソリッドで気持ちいいっす。

    大学時代によくこのセッティングで練習してました。

  • それにしても昨日は朝から機材運搬で走り回ってからライブやって、帰って片付けしてまた今朝も楽器運び。あぁこりゃちょっとなんとかしないと...。