makito's voice

2008年10月14日
吞んで帰ったある日のこと

  • 先日夜に渋谷でリハがあって、その帰りのこと。終電間際の改札を急ぎ足で通った私は、財布からPASMOを抜いた時に他のカードを落っことしたらしい。それを拾って、ホームをおっかけて手渡してくれた人がいた。とにかく礼を言って深々とアタマを下げる。その人の目はこちらの目をしっかりととらえていて、その目を見た瞬間に何かが大きく動いた。そう、これからの人生は、もっと人を信用して、人の力を借りることの真の意味を理解できるようにならないといけないと。ああいう目の人がいる限り、人間は信ずるに足るものであってそれを出来ないのは自分の問題であろう。誰とも特定できない自分以外の不特定多数を信じること、それはやはり不特定多数の人間とのふれあいの中で得られるものなのだろうなぁ。そんなことを肌で感じさせられた。そしてそれは、なんてことはない、かつて自分が先入観無く人間関係に対して持っていた自由な気持ちそのものかもしれない。間違いを許したら即刻死である必要は無いのだ。話飛びすぎ。