makito's voice
« 2009年9月 | 2009年10月 | 2009年11月 »

2009年10月03日
うぐぐ

  • く、くやしい...。甲府まで行きながら...まずは落石による登山バス不通の貼り紙。しかし粘って伊那に回る手を考えた。前情報を集めていたときから伊那方面に縁を感じることがたくさんありながら、そして天気も伊那方面は良いと言うことは前から雰囲気がありながら...。そして今日明日は絶好の天気&夜空...。せめて川を見て、景色を見てくれば良かったのではないか...。しかし帰ってきてしまった。なにが呼んだのだろう。なにで折れたのだろう。その方向に力が働いた。今となれば、どう考えてもあのまま行くべきではなかったか。そして東京もこれから晴れる。これから1ヶ月は、あのときなぜ行かなかったのかとネチネチ考えることだろう。明日も...日帰り圏内は天気悪いな...。くそう。せっかく甲府まで行きながら...。結局駅構内でホームレスみたいに寝ただけかよ...。しかし以外と気持ちよかったな。なんかグッスリ寝てるし俺。あれで気が済んじゃったってのかよ...。って、そうじゃなくて。最近ツイテねぇ...。こうなったら吞みにでも行くか...しかし吞みに行くと山に行くよりはるかに金使うしなぁ...。おいおいなんだかわからなくなってきたぜ...。ツイテないんじゃなくて頭回転してないんじゃねぇのか...。

    撤退とはいかなるものかを知る。

  • すぐにリベンジしてやるぜこんちくしょう!俺を縛るものに負けてなるものか!しかしそれが自分の生業でもあるのだ。こんちくしょう!
  • 閑話休題。ニセモノとはなにか。それをずっと言葉にできないでいる。何かになろうとして、形を取り繕うとするもの。これはひとつめの答えかもしれない。そうやって考えると、自分は少しニセモノでなくなってきている気がする。
  • 2009年10月03日
    あ〜

  • ついに東京以外全国晴れになっちまった...。よりによって曇りのところへわざわざ戻ってきたのか俺は...。
  • 2009年10月04日
    ジタバタジタバタ

  • あ〜なにをしていても悔しさが頭をよぎる。ジタバタ。しつこい。執着。しかし緊張の糸がプツリと切れて、体調急降下。山で治せば良かった。南アルプスの水で癒せば良かった。そう思えば思うほどジタバタ。おそらくあれは危機を感じたのではなく、考えが鈍くなったときにアクセルを踏まなくなるという、俺のテンポキープ能力に起因する様子を見ちゃう病なのだ。これがあるから俺はサスティンを紡ぐことが出来ないのだ。
  • さて、重大な仕事もS氏の最後のふんばりでようやく終了に向かったことだし、Snow Leopardでも買ってくるかな。
  • 2009年10月04日
    うわやべ〜!カコーンカコーン

  • えー。村田さんとの仕事も無事念校を終え、今日はSnow Leopardを買ってきたのですよ。で、先日買っておいた500Gの新しいハードディスクと交換して、まったくのクリーンインストールを。Boot Campも入れて、Snow Leopardも入れて。思ったよりは速く終わり、軽くいじってみるとこれまた快適。あとはソフトをインストールするか、それとも...と思ったのだけれど、Snow Leopardのインストールの不具合レポートなんかを調べていたときに「移行アシスタントは時間がかかるけど便利」とあったので、それをあってみようかと。で、今まで使っていたHDを外付けにして、そこから移行。その間に風呂入ったりなんだり...。ときどき進行状況を見ていたが、あるところでなにか動きが止まっている感じがする。しかも、カリカリカリカリ、ガギュッガギュッ...。あれれ。これは?と思ったら、しばらくするとカコーンカコーン。おわ!もっとも聞きたくない音!こりゃヤバい!.................................。結果的に、今、前のハードディスクにまったくアクセスできない状態になってしまった...。
  • 先日あれこれコピーしたりしたので、致命的なデータの喪失といえば、まずメール。EntourgeをやめてMailにしてからあまりバックアップをとっておらず。そしてデジカメのデータ。でもまぁ数日分か...。うがー。村田君のマックが壊れ、八重樫さんのマックはなんとか救出し、そしてついに自分...。しかしなぁ、これ以上ないってほどの安全策をとっていながら...やはり動いている状態のときにすべてバックアップをとっておかないといかんということか...。くっそ〜!あぁ明日秋葉館のFW外付けケースでも買ってきて試してみるかなぁ...。
  • 唯一心の救いは、mobile meにシンクロさせたところ住所録はすべて問題なし、ブラウザのブックマークとかメールアカウントの一部の設定とか、IMAPの分はすべて取り戻せるというところか。
  • それにしても、山に行っていればまだ家には着いていないはずであり、この問題は起きなかったのかもしれない。しかし、これに相当する問題に山で遭遇していた可能性も...ま、それはセルフ「なだめ」行為というものか。あー。くそ。
  • 2009年10月08日
    TKO then Flash

  • なかなか環境を戻す時間もなくMacBookはLeopardに戻したところでほったらかし。iPhoneでメール読めるのでそれほど困った状態ということもなく。なんだか机の上でパソコンを使うことの意味合いが変わってきているんだなぁと実感。これを機会にパソコンから離れてみようかと思ってみたり。まぁ無理だな。しかし、なにか自分なりの方法で生活を削いでいくことができる気がする。自分からなにかが剥がれていくようなスッキリした気持ち。
  • 今日はTKO。起きられず。自分で自分を病人と認定してゆっくり休むことにした。ま、自業自得なのもあるんだけど。台風による目まぐるしいほどの天気の変化と、その後の抜けるような青空。気持ちいい。やならきゃいけないこともやりたいこともたくさんあるが、身体はひとつ。削いでいくこと、そして集中していくこと。そこに向かっていけるという予感と期待。
  • 2009年10月08日
    台風一過

  • アドビ関係も音楽関係もちっともインストールできていないが、とりあえずFEPの辞書ファイルやデジカメのキャプチャとブラウザを入れる。あれこれインストールしていないせいか動きが軽くて気持ちよい。やっぱり前のハードディスクには壊れたファイルもあったのだろうなぁ。つうことでノンビリと更新再開。夜は撮影があったので外に出る。だいぶ肌寒くなってきた。台風一過な清々しさもある。まだ本調子ではないので、少し早めの晩飯にしてもらって出かける前に家で飯。こんなときはやっぱり湯豆腐。そしてひさしぶりのサンマ飯。息子はおかわりを繰り返し4杯も食べていた。うまい。

    台風が過ぎた後の青空。

    湯豆腐ありがたや。

    サンマ飯。酒は抜きで。

    秋刀魚をほぐし、スダチを添えて。

  • 先日のクラッシュで失われた画像達。深夜のリッ○ー編集部、宮前平の綾のひやひやとかまたまの画像(これは実にうまかった。あれはホンマもんのさぬきです)、甲府駅でのがっくりなひとコマ、日常の小さなショット達。バックアップはデータが生まれた瞬間にしてこそ意味があるのだな。
  • 2009年10月09日
    むー

  • 今日は良い天気だなー。おお、小田急線から山が見える。どこの山だろう。高尾山かな。
  • 2009年10月09日
    冬山

  • 冬山なんて怖いし装備に金もかかるし行きたいもんじゃないなと思いつつ。気がつけば月末の連休は11月。北アルプスは10月半ばでシーズン終了。ら、来年まで待てということか...。くううううううううううううううううう(マジ泣)。こうなったら冬山でもなんでも行ってやる...。いや行けるわけないってこんな素人が。
  • 明後日は運動会だっちゅうのに息子が熱を出した。家中にゲロ吐きまくったらしく、家に帰るとうーんうーんと苦しそうに寝ている。しばらく横にいて水をやったりふとんを直していたが、目を開けて俺だとわかると「あれ、カーチャンは!」と現金な声を出してさっきまでの甘えたようなうなり声を消して寝始めた。なんだ、もう明日には元気だなコイツ。熱もそれほどではないし、インフルエンザではなかろう。運動会は朝の7時から手伝いをするオヤジの方が大変なのだ。もう年長だから幼稚園はこれが最後。
  • 2009年10月10日
    あれれ

  • iTuneのすべてのデータを入れているG4 QuickSilverのHDからデータを移す。これも少し前から怪しい感じがしていたドライブ。まぁこちらは長く使っているのでそろそろだろうとは思いつつ。G4から取り外して外付けにするもマウントされない。FireWireもUSB2.0でもダメ。G4に戻すと認識する。仕方ないのでEther経由でコピー。3時間くらいかかってようやく終了。今iTune9.0が新たにアルバムアートワークを収集中。いつになったら終わるやら。最近G4がよく落ちるのはこのドライブのせいかもしれないな、と冷ややかに感じつつ。
  • 思えば半月前くらいにRAIDを組んだストレージにして、機種に依存しない方法でデータを保存するようにしたほうが良いなと感じていた。あの時思ったことをやっておけば...と思う。ここ数日はマックに向かう時間も無かったのでわからなかったが、やはり失われたデータはそれなりにあるようで、中にはコツコツ集めていたものも多い。まぁそれは仕方ない。しかしだ、やはり自分が「感じたもの」にもっと自信を持たねばならないと思う。感じるということには、なんらかの理由があるのだ。もっと真剣に自分の勘というものを精査すべきではなかったか。となれば、もうとっくに手を打っていなければならないことが多い。4年前に家を移していれば、あのときあの動きに乗っていれば...そう考えるとただの悔いになるが、自分で自分の感じることを信じていないのに、自分の人生がうまくいかないというのは甚だ矛盾ということか。もちろんそれを否定する理性や理屈もあることはあるが、もはやそれがなんだと言うのだ。行動が遅いというのは、もはや自らに対する犯罪行為なのかも知れない。
  • コピーが終わった曲データを、手当たり次第に聞く。爆音。暗闇と否定的な感情が押し寄せる。かつてこれを何度も味わったのは、大学時代だったか。戻るのかもしれない。誰も信用せず、欲しいものだけに向かっていくしかないあの感じに。なるほど呪術が解けてきたのかもしれない。信用やヒューマニズムという、偽りの共同体へ導くベクトルの薄皮が見えてきたような気がする。
  • この日記かなりアブねぇな。ま、備忘録。
  • 2009年10月13日
    うがー

  • うおー。我が家は息子も嫁も新型インフルエンザ。そして自分も発熱...。北岳下山中に派手に挫いた左足が饅頭のように腫れている。病院に行ったら陰性だったが、潜伏期間を考えると、発病は明日か明後日の話だという。一応タミフルもらって療養中。体調悪くても腹も減るし酒も吞みたくなるが、どうにも味覚が悪い。うーむ。しばし様子見。皆様もご自愛くださいませ。
  • 2009年10月15日
    完成!!!!!

  • 本が出ます!


     様々なひとのチカラが集まったドラムの本が出来ました!

    タイトルはなんと!

    『もっとドラムがうまくなる7つの最強プログラム/山村牧人&明日のドラマーを考える会=著』

    スゲータイトルです。おまえがうまくなれよって感じですが。

     編集者村田誠二氏代表「明日のドラマーを考える会」による企画構成のもと、ドラマー小説、Q&A、インタビュー記事など、多くのドラマーやギタリスト、ベーシスト、楽器店関係者までもが登場し、皆それぞれに「ドラム&ドラマー」について熱く語っています!私はドラム漫画のストーリーや教則ページなど担当していますが、いろいろな意見がなにかひとつのベクトルを感じさせる、面白い本になりました!

     この本はフレーズやテクニックの解説本という、一般的な教則本の手前にあるようなものです。ここに登場するすべての言葉が「誰の真似でもない、自分が目指すドラマーになろうよ」と言っています。あぁ私自身が早くなりたい(笑)みなさん是非読んでください!

     文字が苦手な人は漫画だけ読んで!そして付属のCDを聴いて!
     じゃぁ最初から漫画だけでもいいじゃんか!

     編集者の村田さんは「昭和マニア」ともいうべき70〜80年代の音楽好きで、最近では彼が担当したドラマガのツェッペリン特集などは怨念すら感じる濃い内容でした。村田さんとは「どらマジ」という漫画付きのセミナー連載から本格的につきあいが始まりましたが、それ以前から特集などでいろいろ意見交換をよくさせてもらっていました。現在は村田さんはフリーの編集者となり日々奮闘されていますが、今回の出版を共同著作するということで話を振ってくれたのでした。

     この本は素晴らしい!私がドラムマガジンで連載している「フィール&ロジック」で書きたかったことなんかを、多くの人達が「もっと的確に、もっと実際の現場の言葉で、それぞれの言葉で」スッパリと表してくれています。私なんかあんなにクドクド書いてばかりなのに...。

     かつて教え子だったピエール中野君から、専門学校でもご一緒させていただいている杉野寿之氏、楽器についてはいつも叱咤してもらっているコマキ楽器西尾健二氏、ドラマガでもお馴染みの藤掛正隆氏や小関純匡氏、そして自分がサラリーマンをやめるキッカケとなったドラム界の重鎮村上"ポンタ"秀一氏まで、同じ著作物に載るには恐れ多い人達ばかり、村田さんのチカラが集まっています。そして、音源制作にはギター矢堀孝一氏、ベース鹿島達彦氏に協力してもらい、このふたりもドラマーに対して厳しく愛のある言葉を寄せてくれています。

     専門学校生および卒業生は、みな一人20冊買って周りに配るように!(笑)

    以下、コンテンツです。

    『もっとドラムがうまくなる7つの最強プログラム』

    ●Introduction
    ドラムの世界へようこそ! ドラム写真小説&ドラム漫画

    ストローク・マスター編
    〜叩く前に考える"イメージ→身体の動き→良い音"〜

    ヒアリング強化編
    〜楽器は"耳"で使いこなす!〜

    アンサンブル&グルーヴ上達編
    〜アンサンブルはいつもチャレンジだ!〜

    スコア・トレーニング編
    譜面を読めるドラマーになろう!

    あなたのお悩み解決編
    〜その道の達人がじっくり指南!〜
    〔回答者〕小関純匡氏/杉野寿之氏/西尾健二氏[コマキ楽器]/ピエール中野氏[凛として時雨]/藤掛正隆氏

    定番練習法データベース
    〜やるかやらないかはキミ次第!〜

    ドラム界を楽しもう!
    〜最前線の猛者からキミにエール!〜
    ピエール中野氏[凛として時雨]
    杉野寿之氏
    西尾健二氏[コマキ楽器]
    藤掛正隆氏
    小関純匡氏
    村上"ポンタ"秀一氏
    [付録]ドラム情報を収集/活用しよう!


    もっと詳細のコンテンツリストはココで

    Amazonでも

    リットーミュージックのサイトでも

    あ〜!今年2月に出た「ドラムグルーヴの技/山村牧人/ヤマハミュージックメディア刊」も引き続きよろしくお願いします!w
  • 2009年10月18日
    北岳

  • いや〜。本が出来て本当にホットして本来なら本日にでも本気で本格的な更新を云々...。いろいろ連絡をいただくことが多く、なにやら反響を感じております。本当にありがたいことです。編集村田さんによるこちらの逸話もご覧ください。私がこう書くと自画自賛的なくすぐったい文章ですが、大事なのはそこではなくてドラムの「チカラ」なのです。この本に登場している人すべてが、そこに向けて言葉を発信しています。その集約感がスゴイと感じる本です。
  • それにしても、身体はガタガタです。家族内インフルエンザ、北岳の冷気と疲労による風邪と筋肉痛と関節痛、インフル感染疑惑、そして昨日は幼稚園の運動会で朝7時から用具係&年長組、綱引きによる父親対決!これがもう気合いは入りまくり。結果は残念ながら二位。ちくしょー。しかし相手がマジ強かった。右手側に綱を持ったので、右半身だけ強烈な筋肉痛ですわ。ぐわー。
  • そしてようやくMacBookの環境も戻りつつあり、北岳の画像を。思えば先週。もう3ヶ月くらい前のことのよう。山に行く機会を逃し、そして仕事のことも含め夜中に爆裂状態になっていたところに、幼稚園の運動会延期という事実。「山に行ってくれば」という嫁の一言。PM21時リズケンのレッスン終了後、家に戻ってザックに道具を詰め込み、電車に飛び乗る。夜行のムーンライト信州号は満席。となると甲府行き特急の最終...ぐわ〜!時間がない!新宿に到着して3分で乗り換え。自由席になんとか座れる。甲府駅構内でウトウト、乗り合いバスでウトウト、翌朝6時前に広河原へ到着。バスを降りるととにかく寒い。半端なウトウト状態だったこともあるが、とにかく寒い。登り出す。南アルプスは山深いとヤマセンが言っていた。30分も歩くと嬉しくなってきた。これこそが自分にとって山の様相だ。登山道というよりも山。多くの人間が歩いてもなお、山が山として残っている感じ。しかし2時間も歩くとヘトヘトになる。聞いていたとおり山が大きい。まぁ広河原からとはいえ、日本第2位の山に登ろうというのだから、それなりに歩くに決まっている。そしてどうみたって急登が多い。汗をかいたところに冷たい風が吹く。気がつけばこれでやられてしまっていた。涼しいからといってベンチレーション全開にし、気がつけば体力消耗。以下、またまたダラダラ写真羅列です。クリックで大きな画像(横長画像は1920pxまで拡大可)になります。間違ってもクリックしないように!そして文章はさらに続く。

    朝6時広河原から

    大樺沢二俣から右俣コース。天気メチャ良し

    空の青が絵の具のようでした。しかしほとんど寝ていないせいかバテバテ。

    北岳肩ノ小屋を越え、両俣小屋、横川岳方面への尾根。3日間くらいあればこれを歩いて仙塩尾根〜仙丈ヶ岳へ向かってみたい。

    北岳山頂。キツイので汗をかくが稜線はとても寒く身体の調子が崩れる。

    北岳山頂から東に見下ろす尾根。高度感が気持ちよい。

    間ノ岳、農鳥岳へ続く尾根。ヤマセンはものすごいスピードでここを歩いている。マジスゲェ。

    稜線には雪もあり、水場は凍っていたり。順序違うけど、これは肩ノ小屋の水場。往復で1時間もかかってしまった...。

    いろいろあってご来光。

    両端が虹のように。そして富士山。

    ふ〜じ〜はニッポンイ〜チの〜や〜ま〜すげえ近く感じる。

    霜柱豪快。

    北岳から八本場のコルを経由して下山。

    下山と言うより、じつは富士山に登っている、とも。

    急な階段をいくつも下りる

    秋だなぁ。紅葉はもう少し後のようでした。

    このあと黙々と降ります。途中派手に足を挫きつつAM11時過ぎには広河原へ

  • ほとんど眠れていないせいもあったろうが、とにかくキツイ。こんなときに黒糖がすごくキクのだが、長続きしない。時計を見るとコースタイムよりも早めだったから、悪いペースではないのだ。このまま山頂まで行き、西に稜線を降りて両俣小屋に向かうことだってそれほど無理ではなかったが、もうそれは無いだろうと感じている自分がいる。幾度もの偽ピークや勝手な期待を裏切られながらも、北岳肩ノ小屋に到着。ここでいただいたホットミルクが実にうまかった。粉末牛乳だと思うのだけれど、身体に染み入った。もうここに泊まることにしてもよかったが、北岳山頂に向かい北岳山荘までは行きたい。地図を見ると北岳山荘に水場は無い。ということでここで下り15分とかかれた水場に行くが、これがなんだか大変だった。行きはヨイヨイ帰りはなんとやらで、実際1.5リットルの水を汲むのに1時間かかってしまう。しかし体力更に消耗。あとでわかることだが、北岳山荘では1リットル100円。もちろん金で済ませば良いと言うことではないが、この1時間との引き替えは無くてもよかったのかもしれない。しかし水はとてもうまかったので満足。
  • 山頂へ向かう。行き交う人と会話をすると、体調が戻る。話をするというのは人間にとってとても重要なことなのだろうと感じる。内容などもはやどうでも良いのかもしれない。相手がいるということの意味。山頂は賑やかで、皆思い思いに過ごしている。中学生くらいの子に「シャッター押してくれないかな」と話しかけると完璧シカト。お母さんもなんだかバツの悪そうな顔をしている。タンクの水を入れ替え作業していたお父さんが仕方なさそうに押してくれた。なんだかなぁ。山頂からは間ノ岳へ続く稜線がカッチョイイ。なんどとなく本やサイトで見た景色ではある。そしてその稜線に山荘が見える。見えているが、歩いてみるとなかなか着かない。時間はある。のんびり歩く。
  • 山荘に着くと「本日はひとつの布団に2名様の案内になります」と書いてある。うーむ。それならばとテント場を申し込む。ツェルトを張って飯を食う。ラーメンとキムチスープ&高野豆腐。そして生姜湯も。これでオッケー!と16時に就寝。しかし寒い。ゴアのシュラフカバーも用意してみたが、どうにも寒い。3時間寝てみた。しかし寒い。身体が慣れてくるような気配もあるが、このまま夜になり明け方になったらどこまで冷えるのか...。しかし起きるのも鬱陶しい。結局19時くらいに小便が破裂しそうになり、トイレに行くのをキッカケに小屋に逃げることを決定。「俺の装備じゃ寒くて...」と言うと「あぁ良いですよ、それよりも体調大丈夫ですか?」と小屋番のオニーチャン。結局、屋根裏部屋みたいなところに、一人で入れてもらって「具合悪そうだから布団使って良いですよ」と言ってくれる。安堵が戻り、家に電話をしたりストレッチをしたりしてから就寝。朝になってもご来光一番を見ようという元気はあまりなかったが、体調はだいぶ回復。布団の中で水を飲み黒糖を口に放りこむ。徐々に覚醒。起きてみると、日が昇った直後くらいだった。布団を使用した代金などを精算し、テント場で朝飯。周囲の人達は続々と出立するが、こちらはノンビリ。ツェルトを畳んでみるが、凍ってバリバリになっている。
  • あとは下山するのみなので、中白根山まで登ってみる。太陽と富士山も綺麗だが、西側に連なる山々もまた美しい。八本場のコルを経由して下山することに決め、あとはひたすら歩く。しかし歩いてみると身体がキツイ。帰宅後わかるのだが、どうもやはりこの時点で熱が出ていた様子。急な岩場やハシゴが多く、とにかくゆっくり歩く。しかしこれが良かった。コルを越え、雪渓を横目に降りる頃になると足が良い感じに順応し始める。ペースメーカーを決め、その人についていくように歩く。コースタイムよりも早く下山している。広河原まであと40分くらいのところで、調子に乗って左カーブを走ったら、ズルっとすべって足首がグニャリ。これは痛かった。そのまま転倒してその場で足を押さえて思わず声を上げる俺。「だだだダイジョーブですか!」と心配してくれる他の登山者。右にしろ左にしろ俺はよく捻るのだ。ドラムをやっているせいか、いつもぐにゃりとなっても、すぐ歩ける。しかし今回はしばし痛かった。バスは一本後に見送らないとダメかなと思っていたが、それも5分もしたら、まぁなんとか歩ける。いや、ともすれば気がつけばまたトトトトと小走りくらいで降りている。抜かれた人を抜き返し、テント場を先に出た人にも追いつき、バスが出る1時間前に広河原に到着。しかし、こんな歩き方は二度としてはいかんなと思う。
  • 家に帰ると、嫁さんもインフルエンザにかかっており、自分も計ってみると熱がある...。靴下を脱ごうとして痛みに気がつき、CW-Xを脱ぐと足首は饅頭のように腫れていた。あのとき、すぐに川の水で冷やせば良かったか...。山には焦って行ってはいけない。なにかの解消を求めて行ってはいけない。自分の状態をもっと冷静に見ることができないといけない。こういう現実は心地よい。現実を突きつけられることはたくさんあるが、人間社会の中にある現実もまた厳しいが、地球環境という現実は襟を正す方向に働く。そして山を下りて駅に付き、立ち食い蕎麦に生卵を入れ、黄身をくずして蕎麦に絡めて口に入れたときの、そんな現実感もたまらん。
  • 2009年10月21日
    Apple! Apple! Apple!

  • iMac、MacBook(White)、MacMiniが新しくなりましたね!素晴らしいチューンナップ!iMacはなんと2,560×1,440ピクセル可能な27インチモデルも。アゴもより小さくなってかっちょいい!しかもLEDディスプレイ!MacBookは重さはあまり変わらないけれど、一体型バッテリをこちらも採用、FWが無くなってしまったが、外部ディスプレイは30インチもつなげる模様。こりゃスゴイ。そして何気に素晴らしいのがSnow Leopard Serverを積んだMacMini。光学ドライブ無しでハードディスク2つ積んでいる。これは素晴らしい。まさに欲しかったものはこれ。そしてマルチタッチ可能なマウス。これですよ、アップルにやってほしいことは。マウス上でマルチタッチ。面白いなぁ。他のメーカーは出してこない。全体的に、もっと速くなって欲しいとか言う人もいるんだろうけど、実に堅実に性能を詰めていっているなぁ。Leopardになってから、本当にOSもよくなっているし、本当にうまいこと次の世代のOSに生まれ変わったものだなぁと感じる。なかなかできることじゃない。
  • NECの2690あたりの秀逸モニタが軒並み激安になっていることをビンビン感じながら、ブラッシュアップされた製品が次々出てくるのが楽しみ。うーん。しかし2690が10万って、これは欲しいねぇ。毎日目で見るものだからねー。
  • 2009年10月21日
    うっとり

  • いや〜いいっすね〜。新しいiMac、MacBook、そしてマウス!Engadgetの開封画像素晴らしい!iMacとキーボードと新しいマウス。ケーブルも無いし、どっかの○○○みたいなボタンやクリックホイールゴテゴテのマウスと違って、テーブルにこの3つだけでいいなんて、なんて素晴らしい。そしてMacBookの丸みもいいすねー。ありゃ人気出るんじゃないスカねー。アルミより全然こっちのほうがいいと思う私。以下、画像はEngadgetより拝借。それにしても、ある種スポーティなシンプルさ。これってこれからのビジネスに必要なビジョンだと思うんだが、ビジネス界はこれからも○○を使うんだろうかね。

    いや〜スッキリ!(画像はすべてEngadgetより)

    スッキリスポーティなマウス(画像はすべてEngadgetより)

    ホントスッキリ。(画像はすべてEngadgetより)

    良い感じ。(画像はすべてEngadgetより)

    いいなーこの丸み。(画像はすべてEngadgetより)

  • 今日はクタクタです。ビールでも吞んでなんとかしろ!俺!
  • 2009年10月21日
    納得できないね

  • 納得できないものを、私の目の前に、あたかもサービスのように繰り広げてくれる輩がいる。この人はきっとこういう話が好きだろう、この人はこうなのだろうと思ってしてくれているようだが、まったくもって感謝感激雨あられの賛成の反対なのだ。なぜそんな程度の人間でいてそこまで調子よくなれるのか。まったくもってわからん。あぁ俺はまた人が嫌いになる時代に入った様子。そいつの裏側など考えず遠慮無く言ってやる。本心ではないのだろうなどと考えてやる必要も無い。今発言したその言葉だけ取り上げて切り捨ててやる。もっともっと苦しんでいる人間がたくさんいるのだ。もっともっと口に出せずに苦しんでいる者がいる。それが見えないやつに用は無い。向こうだって俺に用も無いことだろう。
  • ビールを吞みながら、こんな書き出しのストーリーを考えてみる。あ〜眠い。とにかく眠い。
  • 2009年10月22日
    佳日

  • 本についていろいろな反響を戴いています!ありがとうございます!レスポンス。Response-ability。良い反応にしろ苦い反応にしろ、反応があるということは感謝すべきこと。好きも嫌いも関心があるということであるから。今のところ嬉しい反応が多いですが、落ち着いてくれば意見も多様になるでしょう。そして次につながることを考えていかなければ。ところで、単著の「ドラム・グルーヴの技」も良い本ですよ!(笑)スタイルやフレーズを知りたい人は是非そちらを!そんな仕事面とは裏腹に、どうにも体調も心の状態も芳しくない。うーむ。なにかカルシウムが足りないのか。今日は秋刀魚の骨まで食っておいた。なんとかせにゃ。
  • こんなときは過日の佳日を掲載。良き日を思いて忍ぶ日々。とかなんとか。先々週だったか、アースデイマーケットも掲載したいと思いつつ、まずはこちらから。この日は、当初別の店を所望したが休み故、成冨へ。素焼きのグラスに注いだ瓶ラガーを口に運んだ瞬間、その場にいた男3人はその日が良き日であることを確信。積もる話しもある。感慨も深く熱い気持ちも労う気持ちにも満ちてはいたが、結局たいしたことを伝えるでもなく。でも、それでいいのだ。何年も前にこうして吞んだあの日から、どれだけ経ったのだろう。しかしこうして生きているし、そして拙い日々ではあるけれどつながって今日まで来ることが出来た。彼はあの頃から見違えるほどに成長している。それを、ひとくちのビールで感じている。こんな日があるなんて。これを祝杯と言わずしてなんと呼ぼう。成冨の画像は以前にも載せているし、私の写真はほとんどいつも同じようなものだが、これは店側のチカラからすると素晴らしいことだ。クオリティを保つというのはスゴイことだ。長居した上に玉子焼きまで作ってもらった。そして日本酒7合ほど平らげた後に、肉蕎麦で知られる新橋の立ち食い「港屋」にまで言っている。良き日だったのだ。しかし港屋は辛かった。つうかしょっぱかった。でもあの量はスゴイ。あぁ佳日の思い出はすでに遠いものになりにけり。

    そういえば最近蕎麦屋巡りもしてないなぁ。久しぶりの成冨。

    あなご天。うまし。

    帆立の天麩羅。断面美しい。

    きのこの天麩羅!うめぇ!

    湯葉刺し。うまーい。

    できたてのからすみと塩うに。清冽な海の味。

    玉子焼き。ありがたや!

    いつもよりやや太く角張っている。うめぇ。

    愛宕にある港屋

    すげぇ量!最初は麺も見えません。予想以上に辛くてしょっぱかった!きっとまた行っちゃうけど(笑)


  • 2009年10月25日
    ひょえ〜

  • うーむ。ちょっと隙間がなさ過ぎる。泣きが入ってきた。次から次へとアレコレあり過ぎる。今日は飯もろくに食えなかったが、最近空腹になるともう体調変化しすぎる。低血糖症?糖尿?鬱?(笑)あ〜明日はライブだ...。しかも入り時間が早い...。マジか...。こんなこと書いてないで寝ないとな...。あぁでも原稿の残りと譜面チェックと書類作業が...。ビールを呑める体調に戻っただけまだマシか...。
  • 2009年10月27日
    台風一過で晴天

  • めちゃめちゃ良い天気ですやん!山行きてぇ〜!
  • 2009年10月28日
    迷い

  • 今日、久々に学生にDVDを見せた。マーチング・インストラクター&ドラマーの染川氏による1997年PASICでのインディビジュアルのスネアの生映像と、Buddy Rich MemorialのL.Aと、Dyno Fourでのヴィニーやらマルコミネマンやトーマスラング。御三家はいつ見ても素晴らしい。そしてヨーロッパのCutting Edge派もまた若者をウキウキさせる。
  • うーむ。どうしよう。迷ってんなー!コインは表が出た。そして予約もした。うーん。
  • 2009年10月29日
    む〜んむ〜ん

  • あ〜。原稿やっと終わった。学校に行く15分前。準備もなんもできやしない。つうことで一旦キャンセル。む〜んむ〜ん。
  • 2009年10月29日
    Apple Magic Mouse

  • 速攻ポチリしてました。Magic Mouse。今日届きました。なんだかケースにはいっていて、しかもテープ的なもので留められています。剥がすと本体に糊がわずかに残りました。なんでこんな梱包してんだろう。おそらくすぐに変更になるのだろうな。いやそれにしてもツルツルで気持ちいいです。最近はLogiCoolのマウスを使ってましたが、それに比べてコンパクトながら、カドをつまむように使えるのが軽い感じでいいです。本体は単三が2本入っているだけあって割と重いかも。で、ちょっと机の上を擦る感じが強いなぁ。家具スベールみたいなものにすればよかったのに。まぁ100均でなんか探してみるか。LeopardだとWireless mouse software updateなるものをインストールしなくてはならず、しかしアップルの英語サイトにありました。この辺不便。まぁそのうち統合されたアップデートになるのでしょうけど。スクロールやらなにやらいろんな機能は面白い。10分くらい使ってからLogicoolを触ったらすでに違和感あり。ちょっと手首が疲れそうな予感もあるのだけれど、とにかく触り心地もいいし、見た目がホントスッキリしている。

    こんなケースに入っていました。

    ツルツルで気持ちいい〜!

    スクロールはリンゴマークのあたりまで広く反応してます。

  • 黒糖が無くなったので注文してみた。八重山などあちこちの黒糖。やっぱ波照間島のが一番スッキリとしているかな。それぞれに特徴があって使い分けると良さそう。

    黒糖はパワーでます。

  • それにしてもクタクタです。まだまだやれてないことが山積み。
  • 2009年10月30日
    じっくりとね

  • 朝四時に起きる。外に出て空を見てから天気予報をチェック。雲があるというか、ガスが出ているような。東京だけやや曇り。体調は悪く無い。しかし結局また寝る。そう、今日は書道の練習をしよう。そしてこのところ考えているドラムについて、ひとつ考えをまとめよう。とかなんとか。
  • 起きたのは7時半頃、子供と飯を食う。今日は遠足らしい。天気が良くてよかったな、今日は風呂に一緒に入れるかななどと話すが、彼は納豆ご飯を口に入れることに集中しすぎている(笑)まずとりかかったのは押し入れの扉の修理。そしてクロゼットの扉にグリスを注入し、なにやらとんでもないことになっているクロゼットの中を整理して、もう長いこと着ていないジャケットやら長いこと着てばっかりのクタクタな服を処分する。なんども一緒に外に行ったなぁ。ありがとよ。それにしても、安い服ばかり買っているが着ていないものも少なくない。結局、良いものをひとつ持っていればよいのにといつも思う。あーそういえばメリノウールの良いアンダーが欲しいなあ。あ、これは山用品か(笑)
  • そしてMacをメンテ。数多のCDを読み込み、DVDを焼く。むーん。時間かかるわい。
  • 2009年10月30日
    所用と蕎麦

  • 所用ついで東銀座で蕎麦。うーむ。やはりこの店は素晴らしい。嬉しくなる。帰りに銀座伊東屋で手帳を見るが2010年12月までのものばかり。まだ早いか。ついでにApple Storeにも。いや〜27インチiMac素晴らしい。LEDディスプレイもとても良い。いやーちょっとマジ素晴らしい。ツルツル&丸みを帯びた新ホワイトMacBookもすごくいい。キーボードのトップ部分もボディは一体型のようで、英語キーだとボディ丸ごと違うパーツなのだろうか。愛らしくてとてもいい。バンバン売れて欲しいですな。

    良い時間が流れています。

    銀座。

  • それにしても、これからの若い人達はこんな便利なコンピューターが最初からあってすごいなぁ。軽音の部室にSonorのデザイナーシリーズがあるようなものかな...。TK-80から今のiMac。どんだけ変化していることやら。まぁしかし、あるのが当たり前になれば「図書館に行けばいくらでも本が読める!」のに漫画ばっかり読んでいた自分と同じことか...。つうことで今のコンピューターの真価をわかって使うのは我々の世代っつうことじゃ!ちょと違う!?
  • 今日は自分の心の扉が少し開けました。書道ってスゴイ。
  • 2009年10月31日
    白菜

  • 風邪引きました。案の定というか。身体の奥底からどよーんと暗いものが押し寄せてきたようです。しかし薬も飲んで、日本酒も飲んでひと安心(?)。今日は来客ありにて、大勢でおでん。とりとめも無い話をあれこれしながらたらふく食ってたらふく吞む。素晴らしい。そして、山形の白菜を戴いた。黄金の白菜。しかもふたつ!そして大根も!今日は帰り際に鳥肉の卸店に寄って丸鶏を買っておいた。一匹まるごとだが、都内で食べるランチより安い。我ながらグッジョブ!良いタイミング!明日は鍋かな〜!

    おでんおでん!しこたま食いました。

    黄金の白菜!

    おもろい形の大根!チ○コついてるみたい〜!

  • これで10月も終わり。明日から11月!むは〜!あと今年も1/6残すのみ。