makito's voice

2009年11月23日
水疱瘡

  • 昨晩息子と風呂に入ったときに、ちょっとポチポチがあるなと思っていたら、どうやら水疱瘡にかかった模様。ポチポチは大きくなり増えてきて、今夜はちょっと寝苦しそうです。息子よ頑張れ。そして私はあと譜面を残すところという感じですが、譜面が出来ればおそらく文章も再度見直しは必至、どうやら今夜は寝苦しくなりそうです。
  • なんだか、ひさしぶりにテレビを見ながら仕事したいという気になっている。どういう感じだろうかこれは。
  • キーボードを必死に打つと左手が痛いので、休憩を挟みながら、深沢直人というデザイナーの本を読む。あぁこの人は凄いなと思う。というか、自分が思っていることを生活レベルですべてやってしまっている。そして言葉化と具現化にある種の倫理が備わっている。でもこれを読んでいると、編集S氏との赤本も良い本ではないかと自賛してみる。あの本は書籍としてひとつのミクスチャー・スタイルを持ってると思う。あの本の中で矢堀孝一が設計と言っているものは自分の中でデザインに当たるのだが、今やデザインはやはりなにが真っ当なのかを見せるものとなっていて、それを実行するための周辺の説得や評価や価値の淘汰や自己の在り方、気の流れ、細胞や筋肉の反応をどうするかという意味では、もうドラミングとまったくもって同じことに帰着すると感じる。結局、人間としてどうなのかということなのだな。科学も工業も資本主義も国も社会も人間関係も、一般市民レベルでも絶対的な指標は持てないことを理解せざるを得ない中で、何に対してどう感じたことを表せばよいのか、流れの中でなににチカラを出すべきなのか、そういう総体的な指標は今どこにあるのかということを皆知りたがっているとも思う。そういう本を作れば、もっと世の中に問いかけられるのだとは思うが、それはきっともう誰かが取りかかっているか、とっくに出ているとも言える。...というようなことを打っているから左手は痛いのだ。まったくもって休憩になっていない。アホじゃ。