makito's voice

2010年02月22日
ツェルトフレーム兼用、自作トレッキングポール

  • ゴルフのカーボンシャフトを使ったトレッキングポールの第一号機が完成。昨年膝痛対策にトレッキング用ストックを買いに行ったものの、安いからと手にとったのが女性用だったことは店員も教えてくれずという苦い経験の持ち主である私は、ちょと短めのものをいつも使っていた。買い換えるにも、段々と知識がついてきてしまい、軽くて性能の良いものを選ぶとなるとなかなか良い値段がする。そして山歩きに慣れてきたのか、最近はあまりストックも使わなくなってきたが、ちょうどツェルトのインナーフレームを拡張して自立させたいという気持ちもあり、フレームにも使えトレッキングポールになるものがあればと思っていた。そして機会があるたびゴルフ屋でシャフトなど眺めたりなんだり。で、ヤフオクで中古のシャフトを500円で落札し、他にも無いのかとお願いしたら、なんとたくさん同梱して送ってくれた。もちろん追加料金は払ったけれども。そして毎日眠りにつく布団の中で、頭の中に稚拙な設計図を描きながら、ようやく完成。

    ツェルトフレーム兼用トレッキングポール

    折りたたんだところ

  • シャフトが5本手に入ったのだがどれも太さや長さ、テーパーの感じが違う。最初は1本を途中でぶったぎってなにか接続する方法を考えたが、贅沢に2本使ってつなぐこととする。微妙に似たサイズのものを選んで、使う場所を決めてカット。あとは実際につないでみて実測値で長さを揃えて終わり。つなぎの部分は充分に長さを持たせたものの、多少補強が必要かと思っていたら、100円ショップにあったタオル掛けのアルミパイプがバッチリサイズ。ドイトで買うより安い。あとは、ツェルトのフレームにするためのM6ボルトの受けぐちも、アクリルとアルミのパイプを組みあわせ、ショックコードで連結して形になった。シャフトとチップとグリップの時点では79〜80gだったが、バスケットやショックコードなど合わせて102g。ま、金があればFox tailやSinanoの軽量ポールを買うべきではあるなこりゃ。でも、面白かったので良いことにする。そしてなんといってもツェルトのポールにもなる自分専用というのは悪くない。あっ、耐久性はこれからどっかで試してきま〜す。

    シャフトを2本ずつ使って切り出してつなぐことにする。グリップ側にはツェルトフレームにするためのネジ受けも仕込んで、LEKIのチップを取り付ける。

    100均のタオル掛けからアルミパイプを利用。これバッチリ。

    重さは1本102g。まぁまぁ良いですかね...。