makito's voice
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2011年02月22日
山が見えた

  • エジプト、リビア、そして日本の祝島の原発工事再開などテレビには流れない大きなニュースが多い。大変に失礼だが、権力を握り上層部に跋扈する年老いた餓鬼のような魑魅魍魎は、環境は壊してもなんとでもなると思っているのではないか。達観されるのは結構だが、もう目に見えて日本の景観は崩れている。汲み取り便所より水洗のほうが便利、電気やガス、水道、医療が無いと生きていけないぞ、もう不便に戻れないだろうと言う理屈もわからないではないが、もう行き過ぎているのではないか。あの頃と今では、もうなにもかもが違う。一番違うのは、あなた方より上の人達はもうこの世にいないのだ。いつまでも亡霊をひきづって、日本を自己破壊させるのはやめるべきではないのか。祝島島民の会blog
  • 先日都内でも雪が降った後、朝は分厚い雲に覆われた空だったが、午後から晴れると予報で言っていた。ツイッターで神奈川方面が晴れてきているとあったので、窓から外を見ると、頭上の雲がずっと広がるその先に、晴れ間が出てきている。そして、その下に雪をかぶった山が綺麗に見えるではないか。子供の頃に、4号線の歩道橋を歩いていたら山が見えたことがあった。夕方だったので、それは山としてというよりも、雲の影が山のように見えていたのだが、ここから山なんて見えるんだろうかとも思っていた。しかし、ここ足立区からでもずいぶんと綺麗に見えた。雪をかぶった山が、陽に照らされて光るようである。あの時みたものは、やはり山だったのだろうなと思った。
  • 距離にするとどれくらいあるのだろう。方角からすると丹沢だろうか。カメラに200mmの望遠レンズを付けてファインダーを覗いてみると、まるで山が近くにあるようだ。見えることだけでこんなに気持ちが良い。昔はもっと見えたのだろうか。山の中で無くてもよいので、もう少し、もう少し山や川、海が見えるところに住めたら良いのになぁ。

    望遠にて。肉眼の方がもっと「見える」感じがした。

    右上A地点が足立区。おそらく見えたのは左下の丹沢方面。