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2014年10月23日
さようならiPhone
3円携帯という言葉を知って、なんじゃそりゃと思いつつあれこれ調べてみた。なるほど、こういう世界があるのか。MNPに関わるアレコレ、携帯電話ビジネスのちょっとした裏側。携帯は便利である。実に便利だ。iPhoneになってからさらに加速した。TwitterやFacebookなどのSNS、そしてカメラの性能。一眼で撮り、オーディオインターフェースで録音し、イラレで作図し、フォトショで加工し、FTPでアップして、エディタで文章を書き、タグを書いてブラウザでブログにアップする。形は多少変わるが、これがすべてiPhoneひとつでできてしまう。自分的には、特にiPhone5になってからそれが進んだ。Twitterではドラマーが集まり、読んでくれている手応えがあり、Facebookでは時としてみんなで集まって飲んでるような気持ちにすらなれる。そしてそれらのサービスは、ネットにつなげるお布施を払えば、ほとんどはフリーである。なんだかんだキーボードとMacの方が生産性があがるような気がしているが、実際は歩きスマホしながら打った文章が、たくさんの人に読まれてリツイートされて広がったりしている。
さて、iPhone5から利用し始めたauだが、都内のLTE環境は良かった。3GSからの乗り換えもあって、劇的に速くなりご満悦だった。大きさも好きだ。液晶もきれい。そして2年経った。格安SIMを入れてそのまま使おうと思ったが、なんとできないらしい。そして5は電波帯も狭い。なんてこった。au独自路線、そして5の弱さ。5cや5sならば良いという。では買い換えるか。なんというか新鮮味がない。そしてiPhone6。これはまたよくできているが、なんだか好きになれないところもある。そして高い。使うとなればplusであろう。しかしこの大きさを山に持っていけるのか。そして仕事的にはどうなのか。この大きさならば、Bluetoothのキーボードで、カフェなどでおしゃれに文章が打てるのか。実際、コメダで5でなんどかトライしたが、結局紙を取り出して書くということに落ち着くばかりだった。では６を買うのか。それはちょっと違う。そして山に行くと、auは全然入らなかった。家族への連絡もできないし、噴火情報を調べることも、帰りのルートや天気を調べることも難しい。まぁ山だからいいんだけど。
ドコモショップにも何度か行き、MNPで出戻りするので特典プリーズと言ってみるものの、まぁまぁである。ひとつの案としては、ガラケー＋iPad。電話番号は、手堅く保持しておくのも良いし、データ専用SIMでiPad。便利なのはわかっている。しかしだ。iPad miniでもちょっとでかいのだ。そして2台持ちは避けたい。山にガラケーは良いのだが、はたしてGoogle Mapsや下山時に現地のうまい店を調べたり高速バスの予約ができないなんて考えられないww。そして、外出時のブラウジングや文章打ちはどうなのか。iPhoneでも打てる。しかし、すこしまとまって文章を打ちたいとなるとそれは難しい。MacBookairか。airなのか。それも良い。膝の上でも打てる。しかし、今までノートを使ってきた経験からするとなにかが否定もしている。そしてこれにはSIMはさせない。ルーターやテザリングできるものが必要になる。そしてもうひとつ。レッスン時に音楽を利用する際に、母艦のiTunesには入っているが、持ち出してきていないとか、ライブのときのメトロノームはいいけれど、iPhoneは録音や動画撮影に使いたい、などの状況。もう便利故にどんなときにも使っていて、こんがらがってきている。ということで、マトリクスを作って、2年運用のコストも含めて考えた。わかりやすいのは、iPhone６のSIMフリーにMVNO、そしてMacBookair。すばらしい。鬼に金棒。しかし、ちょっと高い。そして６plusはアップルストアに在庫すら無い。今月の更新月になんとかしたい。もうひとつ、MacBookairを自宅の母艦にもしようとすれば、かなりハイスペックにしたくなる。折しもアップルが10／16にイベントをやるという。MacBookpro Retinaの12インチが噂されていた。それが出たら最高である。しかし出なかった。iPad mini2、そしてMac miniは実にコスパがよくなった。そして5k iMac。これは素晴らしそうである。選択肢は整理されてきた。で、どうするか。そして出た答えがファブレット。電話ができて、多少のタブレット使用ができて、テザリングができて、バッテリの持ちがよくて、カメラも良くて、液晶も綺麗で...。そこに浮上したのがMediapad x1。
そして結局新品購入に踏み切った。ヨドバシの10％ポイントもあったので。auに別れを告げ、iPhoneにも別れを告げ、Androidの世界に突入。数日格闘した。ここは面倒なのでさらっと流すが、いやーなにをするにしても、iOSの良さを痛感するばかり。ランチャーを入れ替え、フォントの変更、root化っつものを調べ（やってないけど）、エディタと日本語入力をかたっぱしから試す。どれもなんだか足りない。そして、困ったことに文字入力が遅い。Bluetoothのキーボードから入れると遅いのだ。エディタもフォントのスタイルは選べるが、ダイレクトに書体を選べるものが少ない。あったとしても遅い。愕然としたり、希望を持ち直したりの繰り返し。この時間に金を払うと考えれば、やはりiPhone一択であろう。まぁしかし根がこういうの好きなので、Androidの世界もおもしろい面もある。しかし文字入力が遅いのはどうにもならない。Kitkatにアップするか、あれこれ手を入れるかと考えていたところに、そういえばATOKは試してなかったなと思って、試用版を入れていたのが今朝。
なんとサクサクだ！これは素晴らしい！そして、デフォルトの日本語入力でも、Google日本語入力でも、Simejiでもなにかひっかかっていたものが、ほとんど解消されている。MacのATOKは、最近になってGoogle日本語入力の方が速かったので使っていなかった。ところがここでは大活躍である。そうして、今、ファブレットに1980円のMac風キーボードのバッタもんをつなげてこの記事を書いている。これだけ書けるのだから、かなり有効性が見えてきた。あぁでも、実はガラケーとiPadが、やっぱり一番だったかなとも思ってきていて、困ったものである。ま、しかし、とりあえずこれで仕事せなあかん。頑張ろう。さて、次はMacをどうするかだ。4kを考えていたが、5kが出ちゃうと...これはなんとも。そしてこうして思うのは、やっぱり自分は画面は大きく、そしてキーボードで快適に。パソコン世代なのだなぁ。結局アップル製品は全部持っても競合しない製品構成になっているようにも思えてきた。それを一台＋母艦にまとめようというのだから、なかなか難しい。
しかし、やはり一番時間をかけたいのは、身体を使うこと、音楽を聴く時間、紙に書いたり工作すること、なにより家族でアウトドアなのだ。支離滅裂だが、まぁいいとするw さようならiPhone。でもまたすぐに戻る気もするw
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