makito's voice

2020年03月22日

  • 何年前だか忘れたが、まだ某社が市ヶ谷にあった頃。九段下まで歩いて電車に乗ろうとして、某神社に寄ったことがあった。初めて入ってみて、展示物なども見ていたのだが、黒いスーツを着た屈強そうな男達がいる。すれ違いに顔を見るが、目を合わせない。完全に意識を作っている風だ。こういう人達が、まだいるんだなと気がついた。しかしそれは、街宣車で回るような感じではなく、もっと表面上は静かで、しかし絶対に譲らない人間の表情だった。
  • 「この人達は、諦めていないんだ」と感じた。自分はそういうことにはかなり疎い。正直、右だの左だの保守だの革新だのの定義もしっかり言えない程度ではある。しかし、そう感じた。いつの日か、こういう人達がまた世の中にワラワラと出てくる日が来る。この人達の目は、それを待つ決意を感じさせる。
  • あれから何年経ったか。そろそろ、その時が近づいたようである。ひどいもんだ。70年経って、また戦時中の様になるのであろう。コロナによって動きは制限され、権利や財産も抑えられ、今まで利権まみれで進んできた原発と311による健康被害も、年金も、経済も、領土問題も、ありとあらゆる裁判も賠償はチャラになるだろう。逆らうものは粛清か。
  • 取り越し苦労なら越したことは無い。が、残念ながらあの時からずっとモニターしてきているが、すべて流れが繋がっている。