ファイントラック ツェルトII

山に行くようになって泊まりを考えるようになったとき、まずは小屋泊まりからと考えていました。が、安く済ませたいという気持ちと、やはり外で寝たいじゃんかという気持ちもあり、あれこれ見ながら手にいれたのがファイントラックのツェルトIIでした。自立式のテントはまだまだ手を出すには躊躇する部分がありましたが、試しに張ってみてすぐに、中を快適にしたいとか、簡易自立させたいと思うようになりました。以下、手に入れた頃の日記転載。


そろそろテント山行にチャレンジしたいと思いつつ、テント装備の重さについてヤマセンから教えを受け、軽量化を考えていたところ、ファイントラックのツェルト2をお買い得に手に入れることができた。で、家の前の芝生でツエルト張り練習。床部分を縛り、4隅をペグで止め、片側をストックを使って張ってみる。とりあえずお手軽にベンチに巻き付けて(笑)反対側は手で持ってみる。なるほど、ストックでは高さが足りぬこともあってピンと張るのが難しい。私のストックは神保町ICI登山本店で一番安かったやつで、なんだか長さがあまり出ないのかもしれない。換気用のメッシュ部分にストックを差し込んで内側から持ち上げるようにすると、かなりピンと張れて具合が良い。ただ、この部分の耐久性がわからないので、少し当て布か補強が必要であろう。周囲に木々のあるテント場であれば、細引きで上に引っ張ればよいのだが...。あとは、インナーポールも合った方が快適だろうな。てか、そんなことしているうちにOneshotあたりと同じ重さになってしまいそう。手軽に自立式に改造できる方法は無いかなぁ。ま、それなら普通にテント買いなさいってところなんだろうけど。

片側を立ち上げてみる

こんなふうにするとかなりピーンと張れるが...

ツェルト2にしておいてよかった...という広さ(笑)


(209.07.19日記より)


朝飯を食った後、ドイトまで自転車を漕ぐ。自立式ツェルト自作のためのフレーム探し。ABS樹脂のパイプ6mm径と8mm径を買ってみる。店頭で8mmの中に6mmを差し込んでみるとなかなか具合が良い。で、とりあえず大雑把につなげて、ツェルトの中にあてがってみる。おお。なんだかドーム型だ!原型無いし!モンベルのシェルターにこんなのあったっけ。基本取り付けはペグや細引きでしっかりやることを考えれば、このABS軽量インナーフレームは、あくまでペラペラなツェルトIIの生地を、それなりにふっくらしてくれれば良い。アライテントやモンベルの既製品インナーフレームを使えばよいのだが、アライは120gで5k円弱。うーむ。モンベルは2k円程度だが200g。うーむ。このABS樹脂インナーフレームだと、なんと60g!耐久性はかなり引くそうではあるが...。しかしなんか楽しいな。どこぞのULサイトのように計りまで持ってくる始末(笑)まぁあくまで「ごっこ」なので、こんなんで山に行くのは無茶ってものです。

ABS樹脂のパイプを切り揃えてみる

8mmのパイプに6mmを差し込む。適度にキツイ。

とりあえず中の空間を押し広げてはくれそう。


(209.07.20日記より)

( 2009/07/20 )