ツェルト自立 その1

山道具欲しいな〜とはつねづね思っているが、手をだすのはなかなか簡単ではない。機能と価格と使ってみたい気持ちのバランスが難しい。言ってみればまだヤマハもパールもタマもわからないほどの知識で、いきなりグレッチとソナーとプレミアを検討するようなものかもしれない。しかし持たなければ山に行けないという道具もある。で、とにかく最低限の宿泊設備として昨年最初に手にいれたのがツェルト。夏山の時期だったし軽くて便利、まずは何度か山で寝てみないとわからんしやばけりゃ小屋というルートばかりだった。まぁしかし何度か寝る内にもう少し居住性を良くしたくなってくる。ストックを使って立てると、縦方向の出入が実にやりにくかったり。で、まず自立させ、横面を大胆にカットしてファスナーをつけてはどうかと。イラストレーターで作図して紙でプロトを作ってみる。こうなったらかなり便利そう。

模型とか作ってどんだけ楽しみなんだか。


ずいぶん前からファイバー製のポールは用意してあったのだが、どうフレームを組むかいろいろ考えた。吊りにするか内側からのものにするか...。メリット/デメリットを洗い出しながらようやくオーソドックスな方向で考えがまとまってきた。ドイトで金具を買ってきて試作。L字をふたつとM6×50mm程度のボルト。実に簡単。ただ、金具の角度が重要。これで決まったら溶接できたらベストなんだけども。とりあえず、フレームを組んでツエルトをかぶせる程度に。おお。なかなかよい感じ。ベルクロテープとかで内部でポールに止めるようにすればより張りがでるか。もう少しフレームが湾曲するように角度をつければ、中の空間は広がるだろう。あとはコイルファスナーで真ん中を処理するか。ミシンの使い方覚えないと。しかし、このポールのセットと金具で600g以上はあるなぁ。もっと軽いポールがあれば...。

まずは簡易自立。

試作のポールジョイント。単純だが角度を変えられる。

( 2010/02/08 )