シェルター自作その3 〜実寸大試作 : just Trial manufacture〜

ホームセンターで2.5x3.5mのシートが500円もしないで売られていたので、シメシメ...こいつを使ってシェルターの実寸大試作。紙模型でちょろちょろやっている程度であれば、イラストレーター上である程度目見当でやってみれば雰囲気もつかめるが、大きな生地を使ってとなると寸法もちゃんと出さないとイカン。二等辺三角形の三角錐に角度がついたものの斜面の展開図ってどうやって計算すればいいんだ?...。CADのソフトでも使うか、3Dソフトから展開図...。とりあえず今目の前にあるのは紙と鉛筆と電卓。そしてイラストレーター。なんだか地味に図形の計算みたいなことをして、シェルターの各面の図を作成し、それをイラレ上で数値入力しながら描く。最後にグリッドの上に乗せ、座標数値に置き換えて設計図を作ってみる。あぁメンド。我が家の一番広いスペースにシートを広げるが、到底敷ききれない。まぁなんとかやりながらマジックで線を書きはさみでカット。500円シートは実際に必要な大きさにわずかに足りないので、ガムテでベタベタはっつけたり。

地味ながら確実。

誤差には目をつぶらざるをえまい。

チョッキンナー。


入り口の3辺と背の部分は袋状にしてあり、細引きを通してある。余っていたやつを使ったのだが、これ引っ張ると伸びるタイプだったのでちょと失敗。試作とは言えガムテではっつけた面を内側にしたほうがよかろうと思ってひっくり返して使ったら、左右が逆になってしまった(笑)前室を開くと内幕があり、それをひらくとオープン。ファスナーなどは使わないつもりで、せいぜいベルクロを数カ所か。内幕もあればかなり耐風もある...かなぁ。あとはメッシュを縫いつけて使い分けできるとゴージャス。まぁ結局アライテントのシングルツェルトに前室を縫いつけたようなものだが、一応巨大ポンチョとして使うことも諦めてはいなかったりする。あとは生地か...。ファイントラックのツェルトの生地が使えたら...。予算的にタイベックじゃないと無理だろうけどw。ポールには、ファイントラック自立で作った金具をそのまま流用。高さをあと5cm高くして、ポールを内側に入れる手もある。あとはグロメットや細引きの扱いの細部をもう少し詰めないといかんが、なんだか形が見えてきた。てか楽しいな〜工作!

自作ポールとペグでまずは立ててみる。

魚みたい。

前室を開くと内幕

内幕をめくれば、いらっしゃ〜い。

鯉のぼりみたい。

以前作った金具を流用。

溶接や成型の類い?で作れればもっと軽くなるなぁ。


で、こんなことやってたのでパッキングされたものの出動させてもらえなかったザック。

アドレナリン0&泊まり一式で5.4kg。一眼除くw

(2010.04.19日記より)

( 2010/04/19 )