シェルター2号機

シェルター1号機を作って何度か使用してみた。構造は簡単だし3箇所ペグダウンしてポールで持ちあげればオッケーな簡便さは最高。ただ、思ったより寝たまま星空を見たり外の様子をみたりするには不便さもあった。あとは、ペグダウンする場所の高さの違いなどで、両サイドがたるみやすく、風が吹くとかなり圧迫される。ガイラインで横っ面を引っ張ってやればよいのだが、そうすると両サイドが引っ張られてたるみやすい。ラインそして、夏に海に持っていった時などは、サンシェードとしてはもう少し高さが合ったほうが良いなぁとも思われた。

で、以下の改良点。

・設営が簡単なこと。基本ペグダウンは3箇所。
・カーテンのように開いたり閉じたり、前後どちらでも行き来できるよう。
・高さを欲張る。
・A型ポールをより有効に。
・生地が取りやすく縫いやすいように。
・海辺などに張る場合に、子供とふたり入れる大きさ

ということで制作開始。いつものようにイラレでアレコレ試す。サイズ違いで3つくらいバージョンを作って紙模型やら作ってみる。OMMでシルナイロンを注文しようとしたら、もう緑が無くなっていた。残念。自分はあまりステルス方面ではないので、なんかあったときに見つけてもらいやすいオレンジで。今思うと、思い切って赤もよかったかな。材料は調達したものの、なかなか作る暇も無く、しばらくほおっておいた。で、ようやく取り掛かろうとして現物を測ってみたら、注文ページの記載よりも幅広だった。ラッキー!ということで生地をなるべく活かす方向で高さもちょびっと見なおして、いざ裁断して縫ってみる。

これで2回目、そして前回よりも少しマシなミシンの筈なのだが、もう絶望的に縫うのがヘタである。シルナイロンは難しい。今回は軽量化はあまり考えず、ペグダウンのグログランなどものすごくゴツイものも使ってみた。まぁあんまり考えずにガンガン縫っていった。裁断時にマジックで線を引いたりしたのでそれもバッチリ見える。もう少し気をつかうべきだが、まぁ自分しか使わないからいいやてなもんである。



鳥のくちばしのように考えてみた。背面側にもファスナー。


設計図的なもの


生地取り。縫い合わせはファスナー面だけ。


裁断。今回は斜めに切って2枚重ねてマーキングできたのでわりとラクチン。


今回は前後にファスナーをたっぷり使っていて、それをつけたらほぼ終わり。天頂部の縫い方は何とかなるだろうと思っていたらあまりうまくいかず(笑)とりあえずざっと縫って張ってみて、それから微調整していった。ペグダウンは内側と外側両方にループを付けてみたり、いろいろ実験的に増やしてみた。

ざっと縫って張ってみたところ。

この右手側が本来前面。

縫い進めて天頂部もつけたところ。

背面から。形状的にこちらが前には見えるなぁ...w ここもファスナーで開く。

今回は自作ポールにかなり長めのエクステンションをつけた。

設計上のポール位置に内側にハトメループを。しかしこれ使わないほうが微調整しやすいw

超かっこ悪い換気口。

重さ368g。ここからもう少し増えている筈。

試し張りした時にはかなり風が強い日もあったが、垂れやすい部分はA型ポールが支え、サイドのテンションの具合も良好でバタバタしなかった。さて実戦投入せにゃ。

( 2012/02/19 )