makito's voice

2009年04月11日

  • 山の先生がブログを更新している。山の先生って言い方もなんだな。ゴクセンみたいにヤマセンとかにするか。なにやら嬉しいことも書いてくれている。しかしだ、やはり思う。山が好きな父親を持ち、経験もある彼でもやはり恐いことになるだなと。そういえば四国を徳島〜香川〜高知と車で走った時を思い出す。目標の場所に向かって山道を行けども行けども思った以上に時間がかかり、次第にあたりも暗くなる。道も細くなる。ついに真っ暗になるが、とにかくライトを頼りに走る。車の中である故に雨風が入ってくるわけでもなく、そして温度だって快適ではある。とはいえ、やはり恐い。これは、昔自分の親父と行っていた軽井沢方面でも、その他旅行中に多々経験している。恐いと言うことは大事なのだ。闇雲に言うつもりも無い。しかし、大事なのだ。そして、その大事さに気がつくことができるということが幸せなのだ。ビビるから、小さな幸せが大事に思えるというような構図ではない。いや、そうであったとしてもそれが大事なのだ。私の中にある唯一の才能と言えば、それは怖がるということかもしれない。臆病な人間がリスクに敏感であるとか、そういうもの以上のことだと思っている。
  • それにしても、奥多摩長沢背稜のエントリーなどを読んでいると、ヤマセンが実に素晴らしい大人になっているのだなと実感する。先生とか呼んでおいてちょっと偉そう(笑)いやしかし、こんなに素晴らしいことは無い。ヤマセンはピエール中野と同期だ。土方も元気だろうか。彼らはかつて生徒だった。しかし自分は何もしちゃいなかった。彼らはその後、皆素晴らしい活動をしており、素晴らしい人間になっている。私が日々つまらないことで疲弊し悩みながら、自分では解決できないことをこの日記にチビチビ愚痴っている間に、彼らはどんどん成長している。素晴らしい。もう自分にはなにもできない。できることは、今まで通りに生きることだ。神様に感謝しよう。
  • それにしても、ヤビツ峠0800で鳥尾山0900、塔ノ岳0950って早すぎじゃねぇか!大倉1320ってどんだけやねん!そりゃ膝も痛めるわ先生!