makito's voice

2009年11月12日
熱い

  • 今日は学生の熱い想いを聞いた。素晴らしい。考えて考えて悩んで悩んで少しでも良い方向へと向かいたいと思う気持ちこそが大事なのだと、彼らを見ていて思った。我が身を振り返る。しかし、彼らにも言ったことではあるが、教わるとか習うっていうのは、実はもっと先のことではないかと思う。学校に行けば、カタチとしては教わったり習ったりしている。しかし、今やっていることは、憶えるべき事を憶えているだけに過ぎない。まだちっとも「習っていない」とも言えるのではないか。習うというのは、もっと意味の違うことではないかと思うのだ。そこに到達できるまでには、もっともっと時間と訓練と実体験が必要だ。それは、1年とか2年なんて言う時間の話ではないと思うのだ。昔の人達はそれを身をもってしっていたからこそ、師弟というかたちがあったり、身の回りのことからすべて「習う」というようなことがあったのではないか。Think Difficult。
  • あぁ山に行きたい。山に登ると、多くの先人や見習うべき人達が頭の中に出てくる。そして彼らは模するべき道を提示してくれる。自分にとって、習うとはそういうことだ。でもまだまだ迷いっぱなし。
  • お会いしたことも生で演奏を聴いたこともなかったが、あるドラマーの方の訃報を知った。なんということだ。人間とはなんなのだ。自分は人間であることから、そして自分であることから逃げてる場合ではない。もっと人間に、そして自分にならなければと。ご冥福をお祈りします。