01makito's Voice: 山グルメのよろず日記

2009年09月03日
山グルメ

山で食った飯。結論から言うと無印良品の食品にとても助けられた。山小屋で食事というのは最初から考えておらず、基本的に味噌汁＋小麦粉と考えていた。だいたいこのふたつがあれば、自分の身体は機嫌が良くなるのだ。早ゆでペンネよりも早く煮える90秒オーケーの早ゆでクルルなるもの＋赤出汁（ここ重要）を用意し、味噌汁をベースにクルルや高野豆腐をぶち込む要領。そんなベース食に加えて、買い物で無印良品に寄ったついでにいくつか手に取ったドライフードを加えていった。こいつらは実に小さくて軽いのだ。こんなんじゃ腹ふくれねぇよと思ったが、そこはやはり山での行動。軽くて小さいならば持って行こうと。

私の中で赤出汁の味噌汁は「ひるげ」と決まっているのだが、あれって意外と売っていない。あさげとゆうげはだいたいあるのだが、ひるげは無いのだ。しかも粉末タイプとなると更に売っていない。東京の人間は赤出汁を好かないのだろうかね。ふん。で、ちょっと違うメーカーのを持って行ったのだが、2食続いたら胸焼けしまくった。まぁこれは身体の水分不足などが原因であろうけれども、そこで無印のキムチスープを使ってみた。うまい。つうかなんか具合が良い。無印良品が出しているだけに、まぁあまり人工的で無いというか、自然な味であろう事は想像できたが、こんな小さいのになんだか食べでがある。他にも、無印のサムゲタンやはちみつ柚子、クッキーなどもとても良かった。そして一番助かったというか、笑うほどに良かったのがミニラーメン。3日目の朝、唐松岳を眺めながら気分は最高であったがあまり食欲も無く、もう味噌汁はいいやと思っていたのだが、他に食うものも無い。珈琲を沸かして胃が動き始めたところにこのラーメンをぶち込んでやろうと思ったのだが、これが実にウマイ。言ってみればチキンラーメンみたいなものだ。あの手のものはお湯を入れると味が薄まってしまいがちだが、これねー、なかなか侮れないのだなー。一袋に５つも入って税込み126円だし。その他行動食と呼ばれるものにはいろんな飴やら昆布やら持っていったが、やはり素晴らしいのは波照間島産の黒糖と、あとは塩。電解質なんちゃらの塩熱飴というのも気に入っているが、塩はダイレクトに効く感じがする。まぁでも、山ではあまり食べなくなって、それでも身体に力が湧いてくる状態がとても好きだったりする。

早ゆでクルルと無印のキムチスープ

高野豆腐ぶっこんで。見た目よりうまいす。

早ゆでクルルと無印のキムチスープ

高野豆腐ぶっこんで。見た目よりうまいす。

こういうお菓子系も良いバランス。

はちみつ柚子。うまいし身体に効く。

100均の容器に入れた石垣島の塩。欠かせない。

唐松岳のテント場にて。食欲無しだったが...。

これがミニラーメン。なかなかスゴイ。

そのまま食っておつまみにとありますが、結構そのままでは味濃いです。