makito's voice
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2000年06月01日
肉屋の肉 その3

  • 昨晩、またしても肉屋に行った。ウインナーは売り切れていて、とりももやら餃子を買う。んでもって、やはり気になる「鹿児島黒豚」という貼り紙。



    儂 「これって...」

    店主「あぁ、今きれちゃって、無いんすよ〜」

    儂 「こんど、バラを少しまとめて欲しいんだけど、とれますかねぇ」

    店主「うーん、競りに出るのが60頭だけで、まぁ、うちに入ってくるのがいつもだと1頭分だけなんですよ〜。バラはあまりとれないしね〜。」

    儂 「次はいつ頃なんすかー」

    店主「大体、第3週か4週の水曜日に競りがあるんで、入ってくるとしたらそのあたりですね〜。」

    儂 「ではちょくちょく寄りながら、様子を見ますわ〜。あ、とりももちょーだい」
  • なんだか、わざわざ書くほどのこともないか(笑)しかし、うまい鶏肉だ。
  • 2000年06月02日
    麺屋の麺

  • 昨日はいろいろあって、いろいろあった後、帰り道にある製麺屋によってうどんの玉を買った。帰ってから包みを開けると、ぷ〜んとよい香りがする。うどんの玉からよい香り...。なんということだ、麺というものがこんなによい香りがするなんて。で、食べてみる。実にうまい。麺が旨い。
  • 日本は、多くの食文化を失いつつあるのだろうか。この麺屋はおやじさんが一人で毎日モクモクと作業している。で、昼過ぎのちょっと暇な時間になると、うどんや蕎麦を店の横にあるカウンタで食べさせてくれる。言ってみれば、讃岐うどんの有名なところみたいなもんだろう。
  • この店は、親父さんがいなくなったら無くなってしまうだろうと思う。うーむ。これでいいのか!?
  • 2000年06月07日
    公衆電話とPismo

  • 浜松に滞在することになったので、パワーブックをバッグに詰めた。前にもやっているのだが、新幹線の中でパワーブックを出して使ってみると、実にちょうどよい大きさである。もとより小さくて便利、なんてことは言えない製品であって、前の座席についているテーブルを出してその上に置いてみると、座席の背もたれと同じような幅だったりする。ただ、画面の大きさ故、開いた瞬間にそこには自分の環境がしっかりと出来上がる。この充足感はなかなか気持ちよいですね。
  • で、ヘッドフォンを繋いでデジパフォでエフェクトをかけた複数オーディオトラックのミキシングをやっってみたり、企画書を書いてみたり、意味もなくフォトショップとImageReadyを立ち上げてみたり、GoLiveでホームページの更新をするつもりになってみたり...。やはり思うことは、これはもうなんでも出来るのだ。儂の環境で言えば、2408がつながらないと言うことだけ、本当にそれだけではないだろうか。
  • まぁ最近気になることといえば、傷や汚れが目立ちやすく、本来傷なんてつかないであろう液晶開閉可動部分に、移動中に筐体が撓むせいか傷が残ったり、液晶に付くキーボードの跡がどんどん濃くなっていくことなどだろうか。液晶には保護シートを貼ってあるので問題ないけど、もうちょっと頑丈に造って欲しいなぁ。
  • ホテルの部屋には専用のジャックがなく、ホテルの向にグレーの公衆電話があるのでそれでやってみる。テレホンカードを入れて、端末からダイアル。実に軽快に発信し、ハンドシェークが進んでいく。48888bpsで接続中...。おっしゃ、と思ってメールの送受信をしようとすると「予期せず回線が切断されました」とな。ありゃりゃ、なんじゃろか、と思ってもう一度やるがダメ。で、なにやらあるのかと思ってダイアル、モデム関連の設定を一回り見て、怪しそうな所は設定を変えてみるがダメ。先日草津からやったときはなんてことはなかったのに...。携帯電話の接続ケーブルを買ってくるかなぁ。
  • 2000年06月09日
    梅雨入り

  • 梅雨入り宣言。昨晩から風が強い。昼過ぎから大雨の可能性もあるらしい。ジトジトと汗がまとわりつく。気持ち悪い。座っていると椅子と自分の間に熱が籠もる。まぁしかし、梅雨が終わったら夏だ!いえ〜い。
  • パワーブックでDVDを見た。なかなか観賞に耐えるものであることがわかり、なんだか嬉しい。ビデオよりも便利だな。巻き戻しもないし。チャプターで見たいシーンを大まかにサーチできるのも便利だし、字幕や音声の言語を選べるのも面白い。ビデオテープの時代も終わるかもしれないなぁ。あまり映像というやつにイマイチのめり込めないのだけれど、DVDは便利だな。書き込めるものもできてきているし、この環境は加速していくことだろうなぁ。
  • 2000年06月15日
    黒豚

  • 昨日だったか一昨日だったかの話。肉屋に行った。店に入ると、すぐに「黒豚入ってますよ、もってきます?」と店主の声!「うおお〜」まじでそう答えてしまった儂。
    喜び勇んでバラの塊を持って帰り、すぐに調理。まずは煮豚の要領で軽く煮る。下ゆでしてみるが、あまりアクが出ない。旨そうな匂い。火が通ったところでかるくつまんでみる。おお、なんだか昔の豚の味。脂身が甘い。やや臭みがあるくらいの、しっかりとした肉の味。今回の購入はとあるベーコン好きな男のためのテストであるが、早速少し切り分けて持っていった。どうやら揚げて食べたらしい。我が家では調理した分はその夜にすぐに無くなってしまい、今日は残りを甘辛く煮付けた。ゆで卵も一緒につくればよかった。
  • 黒豚は確かに値の張るものではあるが、とても美味しく楽しめた。次はロースとか頼んで、とんかつもやってみたいなぁ。じゅるじゅる。
  • オーリックとFreeserveという無料プロバイダに入ってみた。どちらもWebを閲覧するには充分な速度があり、それほど広告がどうこうというものでもないので、なかなかに快適。しかし、オーリックはメールが有料オプションで、Freeserveはメールアドレスももらえるのだが、レンタルサーバーにアクセスすると、Relay Oparationとなってしまう。ユードラなどでは、返信アドレスだけを好きなものに設定しておけば、どこ経由で送っても、受け取った人はそれに対して返信すれば、Freeserveのアドレスに関係なく共通のアドレスに送り返してもらうことができるのだが、Outlook(マック版)ではそれができない。これができれば、もうプロバイダと契約する必要、ほとんど無いのではなかろうか。あ、当然ドメイン持って、アドレスを持っているという前提だけれども。
  • 実験の末、結局のところはリムネットの設定に戻した。リムのアドレスは昔から使っているものだけに解約はなかなかできないが、そのうちドメインでもとって、プロバイダはその時々で、なんていうのがいいなぁ。makito.com、とるかなぁ。
  • 2000年06月17日
    あなごの稚魚

  • あなごの稚魚。「なれそれ」じゃなくんて「やれそれ」じゃなくて、なんだっけ。
    とにかく、あなごの稚魚という奴を食べた。透明で、まさにあなごをそのまま小さくしたような形で、かなり淡い味わいである。醤油や薬味を付けると、やや魚っぽさが出て、味わいが広がるように思う。透き通った体に骨の筋が見えて、アタマもある。ちゅるちゅるっと食べ、身を噛んだ時になにやら旨みを感じる。白魚の躍り食いよりも、自分としては好きである。
  • それにしても、雨がよく降る。雨が降っている日は、道を走る車のスピードがいつもより速く感じる。これは俺だけだろうか。なんだか、みんな我先にと欲むき出しな気がするのだ(笑)やっぱ俺の気のせいか(^.^)
  • ちゅうことで。
  • 2000年06月20日
    大阪

  • 大阪市立美術館で催されている「フェルメールとその時代」を観に行った。
  • もともと自分は大阪生まれであり、私の家に大学時代に下宿されていた先輩が高槻であったこともあって、大阪弁や関西というものには、なにやら記憶の根底で、親しみやすく懐かしい感じのするものである。
  • 午後1時に京都に入り、用事もあってちょっとうろうろしながら大阪へ。4時に梅田に着いて、4時半に美術館の入り口にたどりつく。なんで美術館に行くために出かけてきているのに、こんなに遅い時間に美術館に着いているのか。まぁいろいろあってこうなったが、かなり気が急く。
  • 今回のフェルメール展はかなり人気が高いようで、土日の展示時間は当初の予定よりも延長されている。日曜日ということもあってやはり混雑しているらしく、入り口では整理係がなにやらメガホンを持って案内を行っている。「本日のフェルメール展は大変混雑しており、ただ今の待ち時間は120分となっております...。」なんじゃそりゃ、展示時間が延長されて7時になっているはずだが、2時間も待ったら、ほとんど観られないのではないか!?
  • 次の日は月曜日、美術館は休刊日であり、火曜まで延泊してもいいが懐が寂しい。とりあえず行くしかない、フェルメールが俺を呼んでいる!120分待ちですがいいですか、払い戻しはできまへんですがいいですか〜、という切符売り場のお姉ちゃんに「あいあい、いいです」と切符をふんだくって中に入り、案内に従って美術館の方へ早足で歩く。待ち行列はなかなかにすさまじいものだった。植物園やらがある敷地内の、砂利の敷かれた広場に4〜5人の列が蛇腹のように折れ曲がっている。蛇腹と言うより大腸か小腸か。なんでもいいや。
  • 待つこと1時間半。列は思ったよりは頻繁に流れていったが、なにせ長い行列で、そうしてやっと美術館の前に来た。中に入ると、またもやフェルメールなどが置いてある展示室までが待ち行列。美術館のスタッフが5〜10分おきに少しずつ中に入れていっている。少しずつ進んでいくと、オランダ、デルフトの写真や、フェルメールの年表、また、今回の絵の運搬の様子を収めたビデオなどが流れていて、そんなものを眺めながら列は少しずつ進んでいった。途中、外で言っている時間と、中で待たされる時間がちがうぢゃないの〜、と大阪弁でまくしたてているおばちゃんもおりました。120分というのは、主宰者側とすればやや大袈裟に言って客の理解を仰ぐところだろうと思っていたけれど、美術館の中に入って、結局フェルメールの置いてある部屋に入ったときには実に120分経っていた。
  • やっとこさ本命の部屋に到着。とにかく人が多い。わんさと、芋洗いのように、絵の前で大勢の人間が左右に揺れている。そうして、合間に絵がチラチラと見える。ニューヨークで会った絵もいる。オランダから来ている絵も居る。全部で4点だったろうか。順番に観ようとは思いつつも、やはりなんといっても観てみたかった「青いターバンの娘」に足が向く。
  • 人混みをかきわけてじりじりと少しずつ絵に近づいていく。絵から3メートルというあたりで、ふっと、人混みの加減で目の前から絵を遮るものがなくなった。10年前、ニューヨークのメトロポリタンで、フェルメールはもちろん、著名画家の名前すら知らないで「あれ、なんかこの絵いいなぁ」と思ったのがフェルメールの絵だった。「少女」と題されたその絵を見た瞬間、目の焦点は絵の額縁の大きさにぴったり揃い、なんだか、絵からもてなしを受けているかのような気分になった。今回もまた同じ気分だった。ごく自然に、気取り無く、絵は、暖かく優しいオーラを発していた。
  • 絵は思っていたより白っぽく、淡い。悪く言うとファンデーションの濃い感じ(笑)。噂に違わず表情は素晴らしい。帰りの新幹線の中でこうして書いていると、あぁ、もっと長く滞在してゆっくり見たいところだと思うばかりである。しかしながら、やはり自分が好きなのはメトロポリタンにあるあの絵であるということも感じた。いつの日か、あの2枚を同じ場所で見ることができたら最高だなぁ。
  • 2000年06月25日
    オークション

  • ひさしぶりにYahooのオークションに行ってみた。ずいぶん前に見たっきりだったのだけれど、なにやらパーカッションというカテゴリがあるではないか。ちゅうことで、ひとしきり見てみる。200件くらい登録されていて、ステッカーだのキーホルダーだのもあれば、セットもいくつかある。ページの表示がちょっと遅いのがカッタルイところだが、人気があるということか。毎日チェックしそうな自分が恐い。
  • で、そうこうしているうちに、義兄より「こんなのあったで」というメールが。なんだかなぁ。こんなのいいのかなぁ。世の中いろいろあっていいとは思うけど、あと10年後が恐いなぁ。
  • とかなんとかいいながら、自分もオークションに出す品をリストアップしてみたりする(笑)