makito's voice
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2023年03月02日
身体メンテ

  • 某事件の後、なんというかそれまでひっかかっていたことが、少し無くなっていった。とはいえなにか社会の状況が良くなったわけでもなく。そして、個人的にかなり来年度は厳しそうな予想、いや予想というより見通し、そんなものしかないのだが。まぁもうこれも仕方ない、某氏に教えられた他力であるとしよう、と思い至っている。そんな中、授業で少し見ていた卒業生が凱旋イベントをやったのだが、実に素晴らしかった。今までもたくさん素晴らしいドラマーがいたし、ミラクルの連続ではあったのだけれど。なんだろう。とにかく腑に落ちた。そして無邪気に眺めて、無邪気に気持ちが清々しくなった。そして、その日から、ずいぶんと心が軽くなった。なんだろう。
  • コロナ登場時期に小さな移住が開始され、移り住んで今年で3年目か。いろんなことがあった。少しずつ少しずつ、できることが増えていったり、整理されていったり。ある意味ではちょうどよい時期に入りつつある。人間というのは、タイミングが来ないときには全然来ないし、来るときはアッサリ、みたいな。それをして、機が熟したとか、流れに乗っているとか、なにかの力が働いているとか、まぁいろんな言い方をしたりするものだけれど。実際、ちょうどよい頃合い、そして、ここ数年やってきたことからの流れが、やはり少しずつなにかの方向を向き始めているようでもある。
  • そこに来て、この心が軽くなるという状況。そして、ここ数日は、ひたすら自分の物の整理などに取り掛かり、そうしてなんとか作業はしつつも、意欲が続かないところもあり、ちょっと丁寧に身体をメンテする必要があるのかと思い至る。遅いんだけど。気がつけば、横になって、ふっと前に起き上がれない。これは腹筋の問題というより、背中が痛むので、横を向いてからのっそり上がるしかなかったり。日常の作業や仕事には支障がないものの、腰や背中は動かなくなっているし、最近は肘を壊している。かなり痛む。しかし、年をとって鈍感になっているのか、なんだかあまり気にしなくなっていて。
  • ということで、最近たまにやっていたヨガ的なものを復活。you tubeのこうした体メンテナンス動画は、もうありとあらゆるものが揃っている。どれもそれなりに効果があるのだけれど、片っ端からやってみると、時々、ものすごく効くものがある。そうして一昨日くらいから、今までどうやったらリーチできるのかわからなかった背中のある部分に、少したどり着けた感があり、カチカチ山が、少し柔らかさを取り戻し始めている。なんといっても、血が流れるのがよくわかる。ま、いつもやりはじめはこんなこと感じてるんだけど、今回も、まぁ少し丁寧に時間をかけて、そうして少し前から、なにやら部屋に宿るものさえも変わってきたような気がしていて、30〜40の頃の、あのインスピレーション的なものが少しあるようなないような。もう10年近く構想していたものが、形になりそうなならなそうな。
  • なにより、心が軽い。これから、おそらくこの国というか社会は、なんだかおかしなことが乱発しそうではある。楽ちんに死ねる保証もないが、しかし今までやってきたことは、それはそれで意味があったと。あと何をしたいのかといえば、ちっともわからない。そうしてほぐれた身体でキーボードを叩いてみれば、20年くらい前のようなキータッチのスピードではないか。とにかく身体のメンテだ。それが一番。なんのこっちゃ。最後は笑っておっちんでいくのがいいね。
  • 2023年03月24日
    背筋やら

  • 3月である。というか、もう3月も終わりに近づいている。家が変わってから、時間があればとにかく家のことやらなにやら。この3月は、腹を括って家でいろいろとまとめをしている。ここ半年、学校関係の仕事が無い時は、朝5時起きで家を出て、帰ってきてバタンキューだった。坐骨神経痛からの腰やら背中の痛みは昔からだが、ここしばらくでだいぶ悪くなっていた。考えてみれば、朝布団から出るときに、真正面で起き上がれない。で、時間をかけてアレコレやってみたところ、伸ばすとかほぐす剥がす、みたいなものよりも、単純にその場所の筋肉を使うアプローチで行ったら、めちゃめちゃ効いた。背筋を使う。それだけのことだった(笑)肩甲骨周りも、とにかく動かす。驚いたのは、ドラムのPush Pullが実に良く動くようになったw しかし、肘の痛みだけはなかなか良くならないが、回復方向ではある。あぁそうだ。椅子の座面を硬くして、布団も煎餅布団にしてから、上半身の具合は日に日に良くなっている。昔つかっていた、シモンズベッドのドクターなんとかっていうマットレス良かったなぁ。
  • さてそうして、ドラムやら音楽の方も、ずっと考えているメソッドの刷新みたいなものをじっくりやっている。というのも、ここ5年で世界のドラムシーンはまたまた更にすごくなってきている。日本の若者も素晴らしい人達が出てきていて、とあるイベントで彼らの演奏を聞いてから、なんだか清々しさで長年積もった何かがスーッと軽くなったようでもある。で、そんなこんなで家にこもって、テーブルを設えてポンコツ防音室と行ったり来たりしながら、考察を重ねる。そんなことをしていたら、花粉症がひどくなってきた。あまり動かないから、身体も訛っているのもあるだろう。そして、今年は周りでも花粉症被害の声がとても大きい。で、自分は花粉よりも、PM2.5と黄砂の言葉が出てくると、だいたいガツンとやられてしまう。
  • ナイアシンを飲み、フラクトオリゴ糖を摂り、花粉症の薬も飲む。しかし、ここ数日で喉の痛みが結構出てきた。これ、3年前のコロナ発生の頃合いと同じ感じかもしれない。あの時は、誕生日を山で迎えようと思って、丹沢で焚き火の煙を一晩中吸って、帰ってきてから動けなくなった。今年は、そろそろコロナも落ち着いてきたし、山に行こうかと思っていたが、今の状況だと、まぁやめといた方が良さそう。それどころか、Bスポット治療を再開した方がよいのかもしれない。上咽頭の腫れた感じ。ホンマに嫌な感じだわこれ。まぁとりあえず塩化亜鉛鼻うがい再開あたりから始めるかな。
  • 60手前のオッサンの体調不良自慢みたいなことばかり書いているが、しかしながら久々にドラムのことを考える日々は実に充実している。SNSによって、いろんな人達の音楽&リズム定義を目にもするが、もはや自分がラジオやテレビで音楽を聴いていた70年代とは音楽が存在する理由が違うので、残念ながらこの歳になって猛烈にハマる音楽は、巷には存在していないし、好きだった音楽は、もうとっくに過去のものなのかもしれない。そうやって考えるとクラシックなんかはやはりすごい。ジャズは刷新されて息を吹き返し、なぜか若くして抜群にうまい人が出てきている。ロックは反骨精神のかけらもなく、むしろ体制同調な方向がイキってる感という不思議な状況で、要するにウケたい人が音楽をやっている。まぁそりゃ誰でも聞いてもらいたいし、売れたいわけだが、そのための方法論が、音楽を水商売か同人誌界隈のようにしているって感じか。むろんそれも人間の欲を満たすものであるので別に良いのだが、そうでないものがなぜか鳴りを潜めている感じすらある。まぁそんな状況でも、ドラムセットプレーヤーという視点では、実におもしろい演奏や素晴らしい演奏が、どんどん出てきているので、まぁ自分としては良い時代ではある。
  • またまた話は変わるが、WBCというものに、初めてハマった。テレビで流れるものを見ていると、なんというか野球臭さがあまり無く、そして選手たちの動きが、なんというかとても良い。2〜3試合目からゲームとして見るようになり、ついに決勝になり、優勝してしまった。言い方は良くないが、古くならの重鎮な方々の権力的なものがなくなってきているのかなと感じたり。ま、アレ自体がプロレスだと言えばそうかもしれないが。先日の若者ドラマーの清々しさにあいまって、森山監督の采配も、そして実力を持った若い世代の謙虚かつ前向きな感じが、あぁもうほんと、老兵は去るべしという感じ。しかし、まだまだ俺の生命維持装置はなんだかんだ稼働しているようで、あと何して生きていけるのかしら。まぁそんな意味も含めて、いろいろと取りまとめなのである。
  • 花粉と黄砂には、損害賠償を請求したいところだな。まったくまぁ本当にもっていかれちまう。